アメリカ大学卒業と全然勉強した気にならなかった春学期
[超簡単な自己紹介]
2日前にアメリカの大学を卒業したばかりのコグマリです。高校まで日本に住んでて大学からアメリカに住んでます。専攻はAnthropologyでした。日本語だと「人類学」らしいけど4年間勉強してて一度もその和訳に納得したことは無い笑!その話はとりあえず後日するとして、この記事が初note!
前から "何かを発信できたらいいなー" とは思ってたけど、正直何から初めていいか分からなくて。しかも、私日本語の文章の方が苦手だし。読みにくかったらごめんなさい。今パソコンに向かって文字を打ちながら「文章スタイルってどうすればいいの?」って常に疑問に思ってる笑 でも"noteのはじめかた"っていうヒントを読んだ時にスッと感じるものがあって。あー自分の思ってることを上手い下手とか関係なく表現していいんだ、って誰かに背中押された気がしたの。恐らくそれはnoteの開発者さんなんだろうけどhaha とりあえず始めることが大事だから書いてみることにした。
だから記念すべき初投稿の内容は過去2ヶ月感じたことと大学卒業についてパンデミックがどう影響をもたらしたか書こうかなと思ってる。
[卒業式]
一番最初に2日前に卒業したって書いたからまず卒業式の話をするね。Collegeによって卒業式の日程は違うんだけど私の大学は5/7-9の間で開催されたみたい。私は9日だった。卒業式と言っても当日は生徒の名前・学位・コメント・卒業写真が載ったスライドショーと前もってrecordingされたDean, Chancellor, guest speakerからの祝辞スピーチがオンラインで公開されただけ。海外ドラマとかでよくみるCommencement Ceremonyで舞台の上を歩いて握手して写真撮って...なんてことはできなくなっちゃったわけ。大学曰く、大勢の人が集まっても大丈夫なようになったらセレモニーは開催する!って言ってたけど2年後とかになるんじゃない?って思ってる。とりあえず私は特に何もせず5/9を過ごしました。自分のスライドだけダウンロードして、Facebookで卒業の報告してみんなに祝ってもらって、、そのくらいかな?
[March-May Timeline]
卒業までの流れはどんな感じだったか日を追いながらみていくね。一言で言うとカオス!だけど一瞬で過ぎていった日々。春休みが3/13-22まであったけど、今の今まで心はずっと春休みの延長線上にあるかな。流れを細かく見るとこんな感じ。
3/12時点で春休み明け以降は完全オンライン授業に移行決定
3/16には春学期に開催される予定だった全てのイベントがキャンセル発表、もちろん卒業式も。
3/20には寮とダイニングホールが完全閉鎖すると発表(留学生とか実家がなくて行くところがない人は留まれる)あと、キャンパス近くにアパート借りてる生徒には「実家へ帰れ」的なことも。要は、今動かないと帰れなくなるよ、と。
3/23から実際にオンライン授業開始
4/1には夏学期もオンラインコースになると決定(5−8月)
個人的には3/12から春休み終わるまでにオンライン授業の対応、学校の施設に関すること、イベント全てに対して方針決定をしたのが「迅速」っていう言葉じゃ表せないほど早くて驚いた。
確かに元々こっちの大学ではオンライン授業はマイナーではないけど指導の仕方としては主流でもない。それにLabとかPracticalがある授業はオンラインで授業なんてほぼ不可能に近いんじゃないか、という疑問はあった。私は今学期そういう授業とってないから正直教授たちがどう対応したのか気になるところだけど。1週間と少しという限られた期間で教授や講師の人がZoomとかPowerPointにオーディオをつけてレクチャーを作ってオンライン授業に完全移行出来たのは本当にびっくり。
日本の学校対応・事情を知った今ならなおさら。正直、アメリカって教育面が相当強いなって思った。もちろん大学には様々バックグラウンドをもった人がいるからオンライン授業に必要なタブレット、カメラとマイク付きPC、インターネットをもってない人もいて当たり前。大学はオンライン授業に移行すると発表したと同時に環境が整ってない生徒への機器の貸し出し(無料)をすることも発表。ウェブサイトから自分の情報さえ入力すればパソコンもWiFiルーターも貸りれる。私の住んでるアパートもWiFi飛んでるけど不安定でZoomの音声が途切れること多過ぎてルーターを結局貸りたし!こういうものを必要な人に即座に貸し出しできる大学の資金力にもビビるし、申請用のウェブサイトを作る速さにも驚いた!
4月の最終週から1週間は期末週間。私はテストというテストは一個しかなくて、あとはペーパー4つ提出しただけだったから割とあっさり終了。そのまま "卒業式" だった。今もまだ実感沸いてない!!!
[大嫌いなオンライン授業]
自分にオンライン授業は合わないと思った理由は何個かあって...
まず3月の中旬頃パンデミックのニュースに触れ過ぎて精神が不安定だったこと。自分の周りの状況がうまく把握しきれてなくてよく分かってなかった。だからいつもなら上手くできるtime managementが全然できなくて。「いつもなら出来る」から出来ない自分をさらに責めてやる気がさらにでない。課題も手に付かないし、授業にも顔出したくなくなる。本当に何もしてなかった気がする。
なんならZoomには音声もカメラもミュートできる機能があるから「出席」だけして違うことしたりもしてた。パソコン越しに自分の顔を写して発言したりするのって意外とエネルギーいるんだよね。なんでだろう?教室で授業を受けてた時と変わらないのに。
あとはZoomで授業するとコミュニケーションが一方通行になりがちっていうのも理由の一つかな。もちろん教えかたのスタイルにもよるんだろうけど。私の受けてた授業は本当に教授が7割喋ってた。一回50分って限られた時間でカバーできる内容は限られるから分かるけど。やっぱり喋ってる途中に遮るのは出来ないし、質問や発言したいと思ったその瞬間に話せないのはオンライン授業の難点かなーとも思う。それに比べて教室で授業してた時は空気も読みやすかったし、手をあげたりアイコンタクトして教授に質問しやすかったなと改めて気づいた。
そんな感じでオンライン授業はやる気も出ないし「参加した」感が実感できないから好きじゃなかった。
[学んだ気がしない2ヶ月]
そんなこんなで3月下旬から4月の終わりまでオンライン授業を受けて過ごしたけど正直学んだ気はゼロに近いかな。Zoomでディスカッションした内容とかほとんどその場で右から左に流れていったし。スライドに録音された歴史の授業もノートは取ってたけど、期末テストをオンラインで受けてる間はそのノートを見てもオーケーだったし。全然記憶に残ってない笑
唯一覚えてるのがfinal projectとしてやったethnographyのpaper。コロナに関する報道とそれがもたらす影響を観察して研究した内容を書いたのは楽しかったかな。日本に住んでる友達に電話でインタビューしてパーソナルな気持ちとか考えとかを直接聞いたから思い入れもあるんだろうけど。やっぱりいろいろな話が聞けて、それを一旦自分の中に取り入れて考察するっていうプロセスをしてるから学んだことはすごくたくさんある。それはまた今度まとめようかな。
そのプロジェクト以外は正直言って本当に大学生した気は一切しないかな。こうやって大学4年の最後2ヶ月が終わると思ったら逆に面白かった。だって絶対人生の思い出になるでしょ。いろんな意味で。
長くなっちゃったからこの辺で一度終わろうかな。卒業したらいっぱいやりたい事が出てきてワクワクしてる。最後まで読んでくれる強者がいるか分からないけど、また次のmy random thoughtsで会えると嬉しいな。
Please take care of yourself by finding small happiness in your everyday life. Stay safe!
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