男顔、女顔はどうでもいい事と気付く
僕は童顔である。丸い輪郭にタレ目でエクボがあり、笑うと癒されると言われる。なんとなく想像しやすいどこにでもいるおじさんである。
子供の頃、見た目でつけられたあだ名には小学生の頃はハッチ(みなしごハッチという漫画の蜂の子供)で、中学生の頃はトンボ(魔女の宅急便に出る男の子)、高校生の頃は一部のジャニーズ好きな女子からはつよしくん(KinKi Kidsの剛)と呼ばれていた。
つよしくんは別として(女子にはなんらかのフィルターがかかっていたと思う)、アニメに似てるのは間違いない。そんな感じの子供でそのまま大きくなっている。この記事の写真は僕の赤ちゃんの時
童顔が女の子らしく見える気がして、職場が許す所では髭を生やしていた。30代半ばまでは顎髭のみ。それ以降は口髭、もみあげから顎髭という感じで、貫禄も欲しかった時もあってめんどくさいが髭を揃えていた。
それに童顔は若い時は頼りなく見える事から、早く歳を取りたいと思っていたが、気がつくと年相応の顔つきになり、なんなら少し若造りしたくなってきている。
若い時から白髪が多かった僕は白髪を染め始めたり、髭をキレイに剃ってしまったり、急に老けて見られないように外見に気を使うようになってきた。
あと、トランス男性だから童顔だと思っていたが、そういうわけでもないのは同世代のトランス男性友人達を見て感じ始めた。
友人の1人は渡部篤郎と木村拓哉のような大人の男の色気を放ち、引き締まった体が一層男前を際立たせている。
ある友人は貫禄あり誰からも慕われているアニキの様な父の様な存在で、また違う懐の深さを感じさせる人だ。
40代も過ぎると男顔女顔とかより、その人のバックグラウンドが重要で、生き方や人との関わり方が表情に表れているのかな?と感じる。
それは内面から滲み出るものかもしれない。
さて、僕はどう見られているのだろう。
多分、穏やかでおっとりして、いつもニコニコしてる優しいおじちゃんという感じだろうか。
清潔感あり、ちょっとオシャレなおじちゃんになりたいな。理想は所さんなんだけど。
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