【注目記事】親子にはテキストメッセージ/物語のパターン分析/時間の借金王と大富豪/仲間を探す
土曜日は「注目記事とヒント」を書いています。Facebookでシェアした記事を取り上げて感想やコメントを書きます。
166 テキストメッセージは親子のコミュニケーションをスムーズにする
167 全ての物語の6つの原型 データ分析から解明
168 「時間の借金王」と「時間の大富豪」
169 コネ・大物狙いは古い。本当の成功に近づく有意義な「人脈」を作る得策
166 テキストメッセージは親子のコミュニケーションをスムーズにする
テキストメッセージで会話すると親子共に時間的な余裕ができます。発言について考え、言おうとしていることをプロセスする時間が得られます。これは親にも子にもとても有益です。どちらも相手の言葉にすぐに過剰反応してしまい、後で我にかえる傾向があるからです。
https://www.lifehacker.jp/2018/07/to-get-through-to-your-teens-text-them.html
親がティーンエイジャーの子どもとコミュニケーションをとる方法としてテキストメッセージを利用するのが良いという記事です。対面でのコミュニケーションはダイレクトすぎる場合があり、相手の言葉に過剰反応することが多いので、それをテキストメッセージでのコミュニケーションに代えてみようという提案です。
確かにメッセージであれば、すぐに返事をしなくてもよいので、じっくりと考える時間を持つことができます。対面では照れ臭くて表現しにくい優しい言葉も送ることができます。そういう場合は、テキストメッセージは逆に間接的なコミュニケーション手段としてうまく使えます。
逆に、あまり頻繁に顔を合わせていない相手に対してテキストメッセージだけでコミュニケーションを取ろうとすると、誤解や反目を招いたりすることもあります。ですので、テキストメッセージが万能というわけではありません。
167 全ての物語の6つの原型 データ分析から解明
研究チームは、データ採取のために感情分析を行った。これはソーシャルメディアを分析するマーケッターが用いる統計テクニックで、クラウドデータに基づいて、単語ごとに「感情値」を設定する方法だ。リストに記載された単語は、大きく「ポジティブ(幸福)」か「ネガティブ(不幸)」に分類されるか、恐怖や喜び、驚き、期待といった8つの感情と結び付けられると考えられる。例えば「幸福」という単語はポジティブで、喜びと信頼、期待と関連付けられる。「廃棄する」はネガティブで、怒りと結び付く。
「高慢と偏見」 ジェーン・オースティン
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-44286945
物語のテキストに対して感情分析をして、それを図示しているところが面白い。結果としては6つの物語のパターンは「感情スコア」がプラスかマイナスに変化するということになる。最初から最後までプラスの物語(いつでもハッピー!)もないし、最初から最後までマイナス(辛い生涯)もない。物語としては成立しないということだ。
このグラフを見て思い出すのは「人生グラフ」だ。よく研修で自己紹介を兼ねて行われる。横軸に自分の年齢をとり、縦軸にそのときの幸福度や満足度をとって、年齢とともにどう変化してきたのかをグラフ化する。印象的なエピソードがあれば、書き込んでいくというものだ。
人生グラフもまたいくつかのパターンに分類できるかもしれない。
168 「時間の借金王」と「時間の大富豪」
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