3-コラム用

【研究】リサーチ・クエスチョンの構造 PICO/PECO

水曜日は「研究すること」のトピックで書いています。

前回は良いリサーチ・クエスチョン(RQ)の要件として「FINER」を紹介しました。これは「実行可能 Feasible/おもしろい Interesting/独創的 Novel/倫理的 Ethical/切実 Relevant」の英語での頭文字をとったものです。

ではリサーチ・クエスチョンは一般的にどのような形式でしょうか。クエスチョンですから、疑問形「〜なのか?」で終わる形です。では、疑問形であればなんでもリサーチ・クエスチョンになるかといえばそうではなく、研究として成立しやすい型があります。

前に紹介した、福原俊一『リサーチ・クエスチョンの作り方 第3版』ではリサーチ・クエスチョンの型として「PICO/PECO」を紹介しています。

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