人は解決しなければならない問題を解決しようとするときに最もよく学ぶ。
火曜日は「教えること/学ぶこと」のトピックで書いています。ここしばらくは「授業」について書いています。
今回は、授業や研修の設計原理としての「メリルの第一原理(Merrill's First Principles of Instruction)」を取り上げたいと思います。
メリル(2002)は、授業や研修の参加者の学習を促進するための原理として次の5点を提示しました。
1. 現実世界の問題を取り上げる。(Problem)
2. すでに持っている知識を活性化する。(Activation)
3. 学習内容をデモンストレーションする。(Demonstration / Show me)
4. 新しい知識とスキルを問題解決に使う。(Application / Let me)
5. 新しい知識とスキルを日常生活に適用する。(Integration / Watch me)
これを図にしたものがこれです。
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