7-お題

【質問】「不本意の人」に対してどうするか

日曜日は皆様からの質問やテーマをいただいて「お題拝借」で書いています。質問は「Peing 質問箱」からお送りください。匿名で送ることができます。
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今回は、1つ質問が届いています。

[Q] あまりリサーチせずに入った大学の学部が不本意だった学生が、やる気が出るようにするにはどうしたらよいでしょうか。ズルズルと2年生になり、単位もたくさん落としてしまい、他大学の編入学も同じ大学の他学部移動も厳しそうです。

同じ大学同じ学部でも、本意で入る人と、不本意で入る人がいるのは、よくあることです。就職でも同じですね。本意の人と不本意の人がいる。あとは、ゼミ選びでも起こりそうです。人気ゼミを希望したけれども、そこには入れずに第2志望以降のゼミに入ったような場合です。

同じひとつの場所なのに本意の人と不本意の人が混在しているのは、よく考えると不思議なことかもしれません。その場所の価値と自分の価値の組み合わせによって本意、不本意が決まるのでしょう。

もし、自分の価値に対してその場所の価値が低いと思えば、それは不本意なことでしょう。「自分にはもっと価値の高い場所が用意されているべきだ」と思うからです。一方、自分の価値に対してその場所の価値が見合っていると思えば、それは本意なことでしょう。逆に、自分の価値に対してその場所の価値が高すぎると感じている場合もあるかもしれません。その場合は「私はこの場所に見合うような存在になるように努力するべきだ」と考えるかもしれません。

自分の価値もその場所の価値も、自分の価値観による判断だということに注目したいと思います。それはただそう信じているだけです。正しくもないし、裏付けもない。自分にあった価値の高い場所がどこか別のところにあるはずだと信じるのは自由ですけれども、それは保証されたものではなく、ただそう信じているだけです。

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