【注目記事】21世紀の学校教室のデザイン/スフィア基準/「クソどうでもいい仕事」
土曜日は「注目記事とヒント」を書いています。Facebookでシェアした記事を取り上げて感想やコメントを書きます。
170 21世紀の学校教室のデザインとは?
171 自然災害大国の避難が「体育館生活」であることへの大きな違和感
172 私たちが「クソどうでもいい仕事」に忙殺されてしまう意外な理由
170 21世紀の学校教室のデザインとは?
従来型のずらっと30人の生徒が列に並んだ席のレイアウトでは、実社会とはかけ離れた空間ですし、固定された席で一日中座らなくてはいけず、生徒に選択肢を十分に与えているとはいえないでしょう。そこで、従来の集団教育型のレイアウトから脱却し、実社会に近い形で生徒自身が学習するのに最適な場所を選ばせ、生徒に席の選択肢を与える柔軟な席の配置が採用される動きが出てきています。
https://21st-edu.com/2016/06/21/21st_century_classroom_design/
大学では「ラーニングコモンズ」などの名称で学生が自由に使えるスペースが増えています。しかし、残りの99%は伝統的な教室のままです。伝統的な教室の何割かを21世紀型の教室デザインに変えることで、教室で起こる学習の質が変わっていくでしょう。
・全員が集まれる場所
・個人が創造性を発揮できるコーナー
・チームが議論をできる場所
・道具やコンピューターを使えるコーナー
このようなコーナーを自在に編成できる教室が必要です。実際に10〜20人規模のゼミをやっているとこのような必要性を強く感じます。
171 自然災害大国の避難が「体育館生活」であることへの大きな違和感
*災害や紛争の避難者には尊厳ある生活を営む権利があり、援助を受ける権利がある。
*避難者への支援については、第一にその国の国家に役割と責任がある。
(国際赤十字・スフィア基準「人道憲章」より)
たとえば、東日本大震災の復興予算として2011~2016年度に支出された31兆円のうち、被災者支援に充てられたのは僅か6.3%(約2兆円)である。……この光景は、適切な援助を受ける権利を侵害されて尊厳を奪われた姿と捉えるべきである。この国の避難者支援の貧困が表れているのである。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/56477
ここから先は
860字
この記事のみ
¥
100
ご愛読ありがとうございます。もしお気に召しましたらマガジン「ちはるのファーストコンタクト」をご購読ください(月500円)。また、メンバーシップではマガジン購読に加え、掲示板に短い記事を投稿していますのでお得です(月300円)。記事は一週間は全文無料公開しています。