相互評価は「評価は教員がするもの」という常識を壊す。【前半】
火曜日は「教えること/学ぶこと」のトピックで書いています。最近の4回は、授業の方法についての話題が続いています。
5/23 授業の最後の15分で400字のショートレポートを書いてもらう。
5/30 大学授業の私語は指定席システムで解決しよう。
6/06 KP法(紙芝居プレゼンテーション)を授業のワークで使う。
6/13 授業の「強度×時間×頻度」について考える。
今回は、「評価は誰がするのか」ということを考えてみたいと思います。
最近の私の授業では、相互評価を積極的に取り入れています。相互評価というのは、受講生が作った成果物(たとえばレポートやプレゼンテーションなど)を、受講生同士で評価するという方法です。
受講生同士で評価しあうという方法で、はたして適切な評価ができるのかどうか疑問に思われる人もいると思います。しかし、複数の評価観点によって3〜5段階程度で記述された評価基準(ルーブリックと呼びます)を使うことで、相互評価の信頼性と妥当性が担保されるということが明らかになっています。
ここから先は
632字
この記事のみ
¥
100
期間限定!Amazon Payで支払うと抽選で
Amazonギフトカード5,000円分が当たる
Amazonギフトカード5,000円分が当たる
ご愛読ありがとうございます。もしお気に召しましたらマガジン「ちはるのファーストコンタクト」をご購読ください(月500円)。また、メンバーシップではマガジン購読に加え、掲示板に短い記事を投稿していますのでお得です(月300円)。記事は一週間は全文無料公開しています。