【考え】私が書いたアドラー心理学の本
2024年3月25日(月)
先日、日本アドラー心理学会(JSAP)から依頼された「アドラー心理学入門講座」の収録を済ませたばかりなので、頭がアドラー心理学モードになっている。
4月からは、noteでの「アドラーゼミ」と早稲田大学エクステンションセンター中野校での「アドラー心理学ゼミナール」もスタートする。
そんなわけで、これまで私が書いたアドラー心理学の本を振り返りつつ、ご紹介したいと思います。
2014年
私が最初に書いたアドラーの本なので、思い入れも深い。エクステンションセンター中野校で開催した講座を元にして書いているので、具体的で実践的なところが特徴です。
同時期にアドラーをマンガでという企画で、編集の人たちと膝突き合わせてストーリーを考えた。マンガはナナトエリさんの作。私は、間に挟んであるコラムで学術的な背景を書いているので本格的。小学生から読めます。
2016年
編集の人から、働いている人にも読めるアドラーを、という注文で書いた本。アドラー心理学はどんな人にも生きるヒントをくれます。
2017年
「コドモエ」という白泉社の隔月刊誌で、1年に渡って連載された子育て悩み相談の記事を本にしたもの。毎回、白泉社に出かけて、お母さんとその子供と一緒に話をしながら悩み相談をしたのは良い思い出です。
「アドラーをポケットに」というコンセプトで、新書で気軽に読めるように書いた本。とはいえ、探究してきたアドラー心理学を体系的にすっきりとまとめているので、一番わかりやすいという評判をもらっています。
ふりかえってみると、5冊の本を書いてきました。最後の本からもう7年もたっていますので、そろそろ6冊目のアドラーの本を書きたいという気持ちもあります。書くとすれば、「アドラー心理学の教科書」的なものを書いて残しておきたいという感じです。ご期待ください。
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