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ピエール=オーギュスト・ルノワール / メトロポリタン美術館
(139) 岐阜大学大学院のZoom集中講義「教材開発・評価特論」の授業の組み立て:マイクロフォーマット
2021年6月3日(木)
岐阜大学大学院教育学研究科からの依頼で「教材開発・評価特論」という科目をZoomによる集中講義で開いています。5月から7月の土曜日それぞれ1回で合計3回の授業です。1日で90分x4コマをやります。
集中講義は、夏休みの連続何日間で開かれるのが通常です。非常勤の教員が出張してくることが多いので、日程をかためるというわけです。しかし、Zoomを使った遠隔授業にすれば、出張する必要もありませんので、自由な日程を組むことができます。そこで今回は月1回土曜日を使って授業をしています。
5月にその1回目が終わりました。受講生は4人でした。対面授業での4人はかなり寂しい感じになりますけれども、Zoomだとあまり寂しい感じはしません。むしろ「贅沢」という感じですね。
・マイクロフォーマットによる授業の組み立て
この授業では、1コマ90分をマイクロフォーマットによって組み立てています。具体的には次のような構成です。
(1) 前の課題へのフィードバック(10分)
(2) イントロと問題提起(5分)
(3) 講師による話題提供(25分)
(4) グループワーク(15分)
(5) シェア(15分)
(6) 質疑応答(5分)
(7) 課題と作成(15分)
それぞれについて説明していきます。
(1) 前の課題へのフィードバック(10分)
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