【経験と感じ】早稲田大学アカデミックソリューションの主催で「アンケート設計の基礎」を開きました:心理尺度の作り方がポイント
土曜日は最近の出来事の経験とその感じを書いています。
早稲田大学アカデミックソリューション (WAS) の主催で「アンケート設計の基礎」を開きました。WASは大学職員や医療従事者を対象にしたセミナーを開いています。私は、2014年からインストラクショナルデザインのセミナーを担当しています。そして2017年からはアンケート設計の基礎という4時間のセミナーを担当しています。今回はその2年目になります。
アンケートというと、見よう見まねで知りたいことを羅列すれば作れるような気がします。そのためかアンケートの作り方をきちんと習った人がアンケートを作っているわけではありません。それは、いい加減なアンケートといい加減な分析が世の中に溢れているのをみればわかります。誘導質問のようなバイアスのかかったアンケートが普通に行われています。このセミナーでは、アンケートの目的を明確にして、それに基づいてアンケートの内容を設計していくことを扱います。
アンケートの目的は、実態を知ること、違いや変化を明らかにすること、構造や因果関係を明らかにすることの3つに分類されます。
セミナーの中では、参加者自身の現場で何が問題になっていて、アンケートで何を明らかにしたいかということを決めてもらい、グループでアンケートを作っていくという実習をしました。
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