ファーストコンタクトは相互理解への第一歩。このマガジンでは、私が考えていることの第一歩をできるだけそのままの形で公開していきたいと思います。話題は、アドラー心理学、教える技術、研…
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2017年3月の記事一覧
【本】C. ファデル、M. ビアリック、B. トリリング『21世紀の学習者と教育の4つの次元』→これから何がどう教えられるべきかのビジョンを与えてくれる
2017年3月30日 木曜日はお勧めの本を紹介しています。 ■要約21世紀の子どもたちが学ぶべきものは次の4つである。 ・知識 (knowledge):何を知り、何を理解しているか ・スキル (skills):知識をどのように使うか【創造性、批判的思考、コミュニケーション、協働】 ・人間性 (character):どのようにふるまい、世界とどのように関わるか【動機づけ、レジリエンス、社会・情動的知性、シチズンシップ】 ・メタ学習 (meta-learning):どのよう
【本】ダネル・スティーブンス、アントニア・レビ『大学教員のためのルーブリック評価入門』→大学だけでなくすべての教員と企業の人事担当者・マネジャーに有用
2017年3月16日 (木曜日はお勧めの本を紹介しています) ■要約ペーパーテストから成果物や実技によるパフォーマンステストに置き換えることで教育はより良くなる。パフォーマンスを評価するための道具がルーブリックだ。ルーブリックを使うことで、以下のことが可能になる。 (1) より早いフィードバックを手間をかけずにできる (2) 学生自身がどこができていて、どこか不足しているのかがわかる (3) 学生にルーブリックを検討してもらうことで、どんな能力が重要なのかがわかる