マガジンのカバー画像

アドラーコーチング

17
アドラー心理学に基づいたコーチングについて書いています。
メンバーシップになるとこのマガジンのすべての記事をお読みいただくことができます。
¥600
運営しているクリエイター

2023年7月の記事一覧

【アドラーコーチング】(12) 傷つかないでいること

2023年7月29日(土) 前回は、自分がどんなときに劣等感を抱くかを点検してみることを書きました。劣等感を抱くその先に自分が理想として目指すものがあります。それさえわかれば、自分の時間とエネルギーを注ぐべきことが明らかになります。もう、嫉妬心や敗北感に惑わされる必要はありません。ただ時間をかけて努力を続けていけばいいのです。

【アドラーコーチング】(11) 劣等感が刺激されるのはそれが自分が目指すものだから

2023年7月22日(土) 前回は、自分のライフスタイルを知ることによって、自分が何を目指しているのかを、他者と比較することなく確信することができ、その結果、安心してそれを目指した方向に努力し、成長していくことができるということを書きました。

【アドラーコーチング】(10) 自分の歩き方は一緒に歩く人がいると意識できる

2023年7月15日(土) 前回は、アドラー心理学ベースのコーチングでは、まずあなたには価値があるということを言い、その上で、あなた自身が追及している自己理想を明らかにすることをいいました。自己理想さえ見失わなければ、そこで生まれる劣等感はすべて集中した努力に変換できます。

【アドラーコーチング】(9) 勝ち負けの感覚から自分の価値を疑いはじめると集中して努力できなくなる

2023年7月8日(土) 前回は、心の習慣はなかなか変えられないということを説明しました。たとえば「私は完璧でなければ価値がない」や「私は他者に勝たなければ価値がない」というような心の習慣は楽です。なぜならば、それを理由にして努力をしなくてもいいからです。

【アドラーコーチング】(8) 心の習慣はなかなか変えられない

2023年7月1日(土) 前回は、個人の達成を邪魔するものは、そのプロセスの途中で諦めてしまうことだと言いました。諦めてしまうのは、その人が持つ「不合理な信念」(エリス)、アドラー心理学で言えば「私的感覚」が継続的な努力を邪魔するからです。そうすると、自分の信念について話し合ってそれを妥当なものに変えていくことがコーチングの大切な活動となります。