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ちはるのファーストコンタクト(2021年)

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2021年に書かれた「ちはるのファーストコンタクト」のすべての記事が読めます。週1, 2回発行します。一年で100本の記事を書く見込みです。
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#アクションリサーチ

(156) アドラーとレヴィンと21世紀のアクションリサーチ

2021年10月10日(日) ここしばらくアクションリサーチについて書いてきました。アクションリサーチの創始者は、クルト・レヴィン(1890-1947)です。アルフレッド・アドラー(1870-1937)はレヴィンよりも20年早く生まれています。2人ともユダヤ人であり、ヨーロッパからアメリカに移ったという共通点があります。 フィールドセオリストとしてのレヴィンとアドラーそれだけではなく、レヴィンとアドラーはそれぞれが打ち立てた独自の心理学において重要な共通点があります。He

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(155) 人生上の問題は個人的なアクションリサーチになる

2021年9月28日(火) しばらく、イアン・パーカーの『ラディカル質的心理学―アクションリサーチ入門』を紹介してきました。この本を読みながら思いついたことは、人生上の問題は個人的なアクションリサーチになるのではないかということでした。 それはこういうことです。あたかも自分が人生というフィールドにおける研究者であるかのように考えます。そこに参加してくる人々は、私の人生に関与してくるステークホルダーです。同時にこのフィールドにおける研究参加者となります。 もちろん、現実に

(154) イアン・パーカー『ラディカル質的心理学―アクションリサーチ入門』:(3) インタビューとナラティヴ

2021年9月19日(日) イアン・パーカー『ラディカル質的心理学―アクションリサーチ入門』を紹介しています。前回の記事では、アクションリサーチの方法としてエスノグラフィを取り上げました。今回は、インタビューとナラティヴについて取り上げます(言説分析と精神分析については省略します)。この本の紹介は今回で最終回となります。 ・インタビューインタビューから本当に役立つ構造を発見するためには、カオスからことを始めなくてはなりません。インタビュイー個人にのみ関心を向けるのではなく

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(153) イアン・パーカー『ラディカル質的心理学―アクションリサーチ入門』:(2) アクションリサーチとは何か

2021年9月12日(日) イアン・パーカー『ラディカル質的心理学―アクションリサーチ入門』を紹介しています。前回の記事では、アクションリサーチの前提として、研究とは道徳的・政治的な活動であるということと、自分の研究活動を反省(省察)することについてまとめました。 今回は、アクションリサーチとは何か、それをどのように実践するかということについてまとめます。 ・アクションリサーチ(実践研究)とは何かアクションリサーチとは、研究活動を未来構想的な政治的実践へと変革する活動で

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(152) イアン・パーカー『ラディカル質的心理学―アクションリサーチ入門』:(1) 研究するという行為を根源的に捉え直す

2021年9月2日(木) アクションリサーチ入門コースを10月から始める準備としてアクションリサーチの本を読んでいます。その中で、イアン・パーカー(八ッ塚一郎訳)『ラディカル質的心理学:アクションリサーチ入門』(ナカニシヤ出版, 2008)は、タイトルの通り(原題:Qualitative Psychology: Introducing Radical Research)最も先鋭的な本でした。この記事では、この本を紹介します。 なお、この本は現時点でAmazonでは品切れ状

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(150) 「おとなの研究のこれから:アクションリサーチへ」

2021年8月19日(木) 8月7日(土)に第9回おとなの研究会を開きました。そのときに、小講演として「おとなの研究のこれから:アクションリサーチへ」というタイトルで30分ほどの話をしました。 そのときに提示したマップは次のようなものでした。このマップを見ると、話の概要がだいたいわかると思います。10月から始めようと計画している「アクションリサーチ入門」のコースはこういう感じで作っていこうと考えています。 その小講演のビデオを切り出してアップしましたので、興味のある

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[m228] 10月から「アクションリサーチ入門」を開講する予定です

2021年8月17日(火) ハローチューズデー! 向後です。 開始から5年目の「おとなの研究コース」は2022年3月でいったん終了することにしました。このコースは3シーズン(一年半)で完結するように設計してありますので、10月からの新規募集(第10期生)はしません。 その代わり、10月から12月の3ヶ月の1シーズンで完結する「アクションリサーチ入門コース」を開講して一般募集しようかなと考えています。アクションリサーチとはどんな研究なのかということは、次の記事で書きました

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(147) おとな版「夏休みの自由研究」は楽しそう

2021年7月29日(木) 早稲田大学エクステンションセンターでは、コロナの影響で、まだ対面の講座を開くことができません。それに代わって、夏のオンライン講座「アドラー心理学入門」を開きます。8月21日(土)からの全3回のZoom講座です。たくさんの方の参加をお待ちしております。 講座:アドラー心理学入門(Zoomによるオンライン講座) 日程:土曜日全3回 8月21日、8月28日、9月4日 時間:13:00~16:30 ※途中休憩をはさみます。 受講料:20,493円 ・

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(145) おとなの研究とアクションリサーチ

2021年7月15日(木) 前回は「おとなのテニスはジュニアのテニスとは違う」ということになぞらえて、「おとなの研究」は研究を専門とするプロになるのとは違うのではないかということを書きました。 結論として、おとなの研究の特徴が次のようになることを主張しました。 ・研究を無理しないで続ける ・でも、きちんとした研究のトレーニングを受ける ・そして、研究を楽しむ おとなの研究はまず自分の楽しみのためにします。そして自分が関わる現場の改善のためにします。自分の現場を改善する

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