よい作品は何度見てもよい
今日、夕方ぽっかり時間が空いて家にひとりだったんですね。さて何しようと思い。とはいっても1時間もしたら下の子は帰ってくるし、晩ごはんの準備もしなきゃだし。テレビでも見るかぁ、と電源を入れたんです。
地上波でめぼしいものが見つからず、Netflixを覗いてみました。あなたにオススメの欄に懐かしい作品が目について。あぁ、初めて見たのは5年くらい前だったかな、懐かしいなとメニューをスクロールしてたんです。
その作品は単身赴任時代にテレビで見たんです。当時、仕事が忙しく、長い番組を見る気力がなくて。アニメは30分の尺が多いからよく見てたんです。色々見たんですけど、その中でも群を抜いて印象的だったのが、この作品。特に、ある回が大好きで今日はそれを見ることにしました。
5年ぶりに見るけど、話しのオチは知ってるわけです。でも、だからこそ伏線に繋がるセリフの一つひとつに発見があります。あと、首の動きや手の仕草など、初めて見たときは気付かなかったことが目に入ってきます。
むかし、新海誠監督が「キャラクターの演技に時間をかけたかったので、使える部分は極力CG化した」ということをインタビューで言ってたんです。アニメで演技というと、声優さんのことを思い浮かべがちですが、アニメーション自体にもそれはあって。というか、それこそがアニメーションの醍醐味なんですよね。
NetflixはCMがないから正味25分くらいの作品なのですが、もう涙腺がゆるみまくり。特に最後の10分くらいは、マジ泣きしてしまいました。二回目なのにね。もしかしたら初めて見たときより泣いたかも。
見終わって余韻に浸ってるとき、下の子が帰ってきて日常に引き戻されたけど、いい時間でした。ホントは今日投稿する記事は別にあったのだけど、まだ余韻が残ってるうちに今日の感動を書き残しておきたくなって。ご飯食べたあとすぐに、ばぁーーってこの記事を書き始めたんです。
ただ、作品名を書こうか書くまいか、途中で迷いが生まれたんですね。自分が好きな作品を誰かに薦めたい一方で、先入観なしに見て欲しいという気持ちってありませんか? すごくいいよ!と言われちゃうと期待値が上がっちゃうというか、何気なく見始めた作品がよかったときの方が感動が大きいというか。
でも、なんの作品か触れずじまいだと読んだ人にモヤモヤが残るし。既に見たことがある人とは「いいですよね!」と気持ちを分かち合いたい気もする。
いやー、どうしよかなぁ、と考えること十数分。作品名だけは載せておくことにしました。ぼくが今日見た回は、いわゆる神回といわれる名作だけど、ほかの話しも珠玉の名作なので問題ないかなって。
今日の記事、打ち間違いは直したけど、推敲なしで書いて出しに近いものです。たまには、こんな感じで気持ちをバァ~って書きだすのもいいですね。
最後になるけど、今日見たのはこの作品。ぼくが涙した回は、小さな女の子と余命すくない母親との手紙のお話しです。最後の最後までじーんと来ちゃう物語です。