【遊戯王デッキ紹介】創星神sophia10.0
はいこんばんは、からばこです。
懲りずにまたsophiaのことを書きます。なんと10代目です。REBORNかな?デッキはこちらです。
このnoteの定期読者の方がどれだけいらっしゃるかは想像もつきませんが、まあ何というかsophiaの効果は割愛します。もういい……、よね?
0:デッキレシピ
1:welcome to underground
同じエースモンスターを軸にしたデッキを10個も作ることが、カジュアル遊戯王界隈でいかほどかはわかりませんが、それほど好きです。病的に取り憑かれています。10回もデッキを作った……、つまり9回も解体されただけあって、今回はまあなかなか、自分で言うのも何ですが、いい感じに仕上がりました。
デッキの基盤は【M∀LICE】(以下マリス)になります。
「除外されたら戻って来る」という特性を持ったサイバース族のリンクテーマです。
「除外されたら戻って来る」ということは、sophiaの効果で除外されたら戻って来るということです。3600のsophiaに加え、リンク体や下級の打点も追加されて殴りかかれるということです。進次郎構文よろしくではありますが、これがシンプルに強力です。
原則、sophia降臨後は自身の3600ダメージしか通りません。基本的にsophiaが着地したターンにゲームエンドを狙うデッキなので、そのためには、除外をトリガーになんやかんやするギミックを組み込んで追加打点を用意するか、事前に4400を削っておくかのどちらかとなります。
前者を狙うのであれば、例えば《ヘルカイトプテラ》のような除外をトリガーに帰還するモンスターを展開ルートに組み込んでおく必要があります。後者を狙のであれば、4召喚法(融合・儀式・シンクロ・エクシーズ)を用意する過程で、バトルなどでダメージを与えておけばいいわけです。儀式枠で【御巫】が重宝されるのは、消費が少ない儀式でありながら、バーンや反射で4400を削るのが容易いためですね。
【マリス】はテーマ全員が《ヘルカイトプテラ》のような帰還能力を持っています。下級3体もレベル3と優秀ですが、下級の帰還後はリンク召喚しかできなくなるため、一見sophiaとは相性が悪いです。
しかし、相手ターンに《WHITE BINDER》を特殊召喚して下級3体を除外→帰還させれば、次のターンにそれらをエクシーズやシンクロ、リンクなどに使用できます。おあつらえ向きに《WHITE BINDER》で回収できる蘇生罠《GWC-06》も存在するため、これほどまでにsophiaと相性が良いテーマはなかなかありません。
とはいえ、全部が全部をマリスにしてしまうと、デッキがマリスに乗っ取られてしまいます。帰還後のリンク召喚縛りは非常に重く、マリスをメインエンジンにすると、リンク召喚以外にできなくってしまい本末転倒です。
あくまでマリスは最小限にして、9.0で使った【ゴブリンライダー】などをエンジンにしていく必要があります。そんな都合よく最小限のマリス下級に触ることができる基盤が……。
火曜日の交流会の後、展開ルートを一緒に考えてくださったヌメロドスの皆様、ありがとうございました。
2:展開ルートと基本的な考え方
まずは「《ケルビーニ》+モンスター1体」を目指します。召喚権は消費してOKです。
1:《ケルビーニ》で《Dormouse》を落とす。
2:《ケルビーニ》と場の何かで《リザルドーズ》をSS。
3:《Dormouse》が除外、帰還。効果で《White Rabbit》を除外、帰還。《GWC-06》をセット。
4:《リザルドーズ》と《White Rabbit》で《RED RANSOM》をリンク召喚
5:フィールド魔法サーチ、発動、《Cheshire Cat》除外、帰還。
6:3体で《WHITE BINDER》SS。墓地の《RED RANSOM》を除外して…
というように展開していけば、下級3体+リンク2体が揃います。
手札や盤面によってアドリブを挟みますが、先攻1ターン目であれば、場に《GWC-06》を用意しながら《星界樹イルミスティル》を立てることを目標にしてします。《ドットスケーパー》などを絡めると行けます。
で、相手のアクションに合わせて《GWC-06》で《WHITE BINDER》を蘇生。最大3体の下級マリスを除外&帰還させれば、次のターンからは【ゴブリンライダー】の展開にシフトできます。
《ケルビーニ》+モンスター1体でマリスの下級3体に触ることができるのが最大のポイント。デッキスロットを最小限に抑えつつ、メインエンジンを【ランク3】に譲ることができるため、シンクロやエクシーズといった他の召喚方法にリソースを割けます。
一度《WHITE BINDER》と《GWC-06》が揃ってしまえば、原則この2枚でぐるぐるマリスを動かせるのもありがたいです。相手の伏せ除去に対しても、《GWC-06》はセットしたターンに発動できるため、ある程度の融通が利くのが嬉しいですね。
3:sophia降臨までの流れ
下級マリスの帰還に成功したら、必要な召喚方法を集めていきます。基本的には9.0と同じで、融合はヴィジャス、エクシーズはゴブリンライダー、儀式はオオヒメです。
シンクロは《彼岸の詩人 ウェルギリウス》です。デスガイドから拾える《ガトルホッグ》を捨てることで蘇生できます。エクシーズの《旅人ダンテ》も同じ理由で採用したエクシーズ枠であり、一応《イゾルデ》の条件になれる戦士族です。とはいえ、安定して場に出力するのは面倒なので、より良いシンクロ枠を模索中。結局《電脳堺狐-仙々》なのかなあ。
また、《光なき影 ア=バオ・ア・クゥー》が強烈です。
4種類の召喚方法に属するモンスターがすべて光・闇属性なので、蘇生効果で相手の除去から立て直せるのが強み。《虹光の宣告者》を使い回すとかいうライン超えムーブもできたりします。手札コストとして《ガトルホッグ》か何かを捨てれば、それだけで大幅なアドバンテージです。
メインの能力はスタンバイフェイズの手札交換で、様々なテーマのモンスターが採用されていることから、ゲーム終盤では8ドロー近くも狙えます。度重なるサーチやドローなどでデッキも薄くなっているので、《悪王アフリマ》に頼らずとも、直接《sophia》を引き込めるようになりました。
直接ドローすることで、「不意のsophia降臨」という、sophia好きとしては最高の降臨術を実現できます。運にもよりますが、いきなり全てをリセットした果てに、マリスたちがわらわら帰ってくるのはたまったもんじゃないですね。最高です。
リンク4と一見重そうですが、《デスガイド》や《エッジインプ・シザー》で悪魔族の用意はさほど難しくなく、他の素材も、帰還したマリスや自己蘇生したゴブリンライダーたちで揃います。
あまりに使い勝手がいいのでレアリティを上げたいです。お金降ってこないかなあ。
4:自分史上最高……だった
この基盤が固まって以降、交流会やオフ会で何度も回しましたが、「自分史上最高の出来だ」と大変満足していました。
sophiaは「出すだけなら簡単」なモンスターです。ぐるぐる回しに回したソリティアの果てに、先攻1ターン目でぽんと出すのは、現代遊戯王では朝飯前。エクゾディアだって揃うのだから、sophiaくらい出ますよね。でも、それを交流会でやることを、私は良しとは考えていません。
カジュアル遊戯王は対戦相手とのコミュニケーションが重要だと思っています。盤面のやり取り、双方のデッキのギミックの発露などなど……。勝ち負けももちろんですが、それ以外の部分にも魅力ある遊び方だと思っていますし、私はそこが楽しくて、遊戯王をこの形で遊んでいます。
それゆえsophiaについても「相手と対戦を重ねた果てに降臨させたい」という理念を第一として、あれやこれやと構築してきました。時にソリティアになり、時に御巫に乗っ取られ、時に粛声になったこともあります。相手に苦い顔をされたりもしました。
でも、今回の10代目は試行錯誤の果てにたどり着いた、自分の中の一つの完成形、と言えるくらいに気に入っています。
いや、いました。昨日までは。
これ1枚でエクシーズ・融合・儀式が揃います。
サイバースなのでマリスとも相性が良いです。
というかマリスに触れるレベル3チューナーまでいます。
なんなら今週末にこっちも来ます。
まだまだ楽しいですね!
5:終わりに
おかげさまで10個も作りました。なんかもう呪いのように取り憑かれていますが、とても楽しいです。この10代目も微調整が必要なので引き続き整えていきますが、とりあえずは一区切り、という気持ちです。後はプレイングを洗練するところですね。
引き続き良いアイディア募集中です。
《コード・イグナイター》に備えて、シンクロが得意なレベル4基盤を探しています。相剣とかでいいんですかね。頑張って模索していきます。
サイバースで固めてもいいんですが、そうなると《クゥー》でのドローが鈍るので、まあちょっと、もうちょい考えてみます。新規出たばっかりだしね。
ではまた、気が向いたら書きます。