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【遊戯王デッキ紹介】創星神sophia9.0

はいこんにちは、こちらではお久しぶりです、からばこです。
桜井政博さんの「ゲーム作るには」の動画に触発され、「私も何かを残したい!」となったので、寝かせていたsophia論文を進めておきます。
8.1と9.0です。主に9.0の解説になります。需要はどこにあるかはさておき、残せるものは残しておきましょう。

0:sophia8.1

前の記事でも触れていたsophiaデッキです。

【粛声】で耐えながら【デモンスミス】から《ベアトリーチェ》を作り、《魂の造形家》《アサルト・シンクロン》を墓地に揃え、《光子竜の聖騎士》《光子竜降臨》で儀式をキープしてうんたらかんたら、なデッキです。カードパワーは申し分ありませんが、【粛声ホルス】になってあーあーあー……、となっていたら、《永遠の淑女 ベアトリーチェ》が禁止になりました。お世話になりました。

デッキが乗っ取られた悪い例です

ということで新作です。

1:ベアトリーチェの穴埋めをどうする?

《ベアトリーチェ》亡き後、肝心の《創星神 sophia》を確保する方法は、だいたい以下の通りとなります。

・《悪王アフリマ》で他の闇属性をリリース
・《魂の造形家》で攻守合計7000をリリース(ディスパテルなど)
・デッキトップに置いてドロー(銀河衛竜、セフィラの神託など)
・《ラルバウール》+闇天使
・汎用サーチなど(黄金櫃、キャッチ・コピーetc)
・《グランギニョル》《影依融合》で落とす
・《キュリオス》で落とす&回収
・《トレミスM7》で回収

過去の経験から

これに並行して、いつものように儀式、融合、シンクロ、エクシーズをお互いのフィールドに揃えて降臨させる必要があります。いつ読んでも意味不明な召喚方法ですねsophiaって。

だから好きなんですけど

《ベアトリーチェ》がいなくなったことで、往復の墓地落としによる実質2枚のサルベージができなくなりました。多くのカジュアルデッキを悩ませたことでしょうけれど、sophiaも例外ではありません。
sophiaを落としてサルベージするのはもちろん、《魂の造形家》など触りづらいカードへのタッチができなくなり、特に《アサルト・シンクロン》《魂の造形家》という、全くつながりのない2枚を組み合わせたコンボは、非常に遠回りになりました。もはや実質的に不可能と言っても構いません。

sophiaは自身のサーチの難しさに加え、その召喚条件の無茶苦茶さから、複数のカテゴリやテーマから無理矢理共通点を見出し、あれこれガチャガチャする必要があります。そのうえで「戦いながらしれっと出す」「出す"だけ"にならないデッキにしたい」という私のわがままを叶えるためには、まあありとあらゆる工夫を苦労と無謀を乗り越えていかないと、理想のデッキは生まれないわけです。
そんな滅茶苦茶な欲望を《ベアトリーチェ》は一身に引き受けてくれたわけですが……、彼女はもういません。

お世話になりましたほんと

だからといって夢と欲望が枯れることもなく……、新しく作った「9.0」がこちらになります。ようやく本題。

2:デッキレシピ

ゴリゴリ環境テーマ集団

今回は【ランク3】を軸にした、【ゴブリンライダー】【天盃龍】【御巫】の3テーマ混成デッキです。sophia降臨までの流れとしては

・《イゾルデ》を作って《ヴィサス=スタフロスト》を確保しつつ、《ハレ》+《リナルド》で《虹光の宣告者》を出し、妨害しつつ《オオヒメ》をサーチしておく。
・ランク3で《ゼンマイン》を出して、墓地に落としておく
・《天球の聖刻印》《マグナムート》などで《ラルバウール》を加え、墓地に落としておく
・《PSYフレームロード・Ζ》など場持ちの良いシンクロを用意しておくor《仙々》の自己蘇生を準備
・《オオヒメ》を儀式召喚or《御巫の火叢舞》《御巫かみかくし》で蘇生

sophiaの降臨条件

などをクリアした上で、《ヴィシャス=アストラウド》+《クロシープ》+《ラルバウール》で闇・天使族のヴィシャスを指定し、一気に揃えて展開します。やることが多いですね。
【ゴブリンライダー】【天盃龍】【御巫】3テーマは、それぞれ必要な要素を満たしつつ、ふんわりと【ランク3】につながっています。

3:各テーマ解説

ゴブリンライダー

使ってみたら非常に便利でした

主な役割
・《大収監》《天上天下》《特攻ダグ》1枚からの《リナルド》展開
・エクシーズ素材を利用した墓地からのランク3展開(特に《ゼンマイン》)
・《大集会》のレベル変更によるランク6=自己蘇生可能な《クレイジー・ビースト》のエクシーズ召喚
・《スクラップ・ゴブリン》を絡めたシンクロ=自己蘇生可能な《電脳堺狐‐仙々》のシンクロ召喚

豊富な1枚初動と《イゾルデ》への展開、妨害と防御、継戦能力、《ヴィシャス=アストラウド》の融合素材になる《ゼンマイン》の素材などなど、デッキのメインエンジンとなるテーマです。
《特攻ダグ》などの1枚初動に触れない場合でも、天盃龍などからランク3の《ガボンガ》につなげることで、《イゾルデ》のルートに進めます。とてもえらい。
エクシーズ相手に対して非常に強く、そうでなくとも《ガボンガ》を始めとした面々がいい仕事をこなしてくれるため、デッキの基盤を任せるにふさわしい集団です。初動となるカードは採用枚数多め。残りは1〜2枚ずつの採用となっています。

天盃龍

マスターデュエルで絶賛活躍中!

《パイドラ》《ポケドラ》から《幻禄の天盃龍》をサーチすることでランク3になれます。また、《ラルバウール》をサーチするための《マグナムート》につながる《天球の聖刻印》の素材となるドラゴン族です。
バトルフェイズ中の連続シンクロでは《バイデント・ドラギオン》と《PSYフレームロード・Z》のどちらかを展開します。後攻であれば《パイドラ》→《チュンドラ》→《ファドラ》と展開し、《チュンドラ》+《パイドラ》で《Z》、《ファドラ》で《パイドラ》を蘇生してメイン2で《天球の聖刻印》とつなげると、盤面をクリアしながらsophiaまでの条件をぐっと進められます。
《バイデント・ドラギオン》を使って墓地に行った場合も、その後のバトルフェイズで3回以上の攻撃宣言がされれば、相手エンドなどに蘇生してシンクロモンスターを確保する、なんてことも。

【ゴブリンライダー】側からはアクセスできませんが、新弾ではランク3の《マテリアクトル・エクサガルド》から《ゼプトウィング》を組めば《天球》に触れられます。
それでも、ライフカット能力と後攻の切り返し性能が非常に高いため、今後も使いたいなあと。

御巫

名誉sophia民

今回は《ハレ》《ニニ》のみとし、《フゥリ》の採用は見送りました。
理由は単純で、《オオヒメ》《フゥリ》でゲームが終わるからです。対象に取れないってヤバいです。

反射ダメージ&戦闘破壊耐性だけでも詰むデッキはなかなか多いので、カジュアル遊戯王でも扱いには難儀しています。それでもsophia目線からすると、

・1枚で儀式魔法と揃えられる儀式モンスター
・《御巫の火叢舞》で相手の墓地を利用できる
・《御巫神楽》での突破力+バーンダメージ
・デコイ役&防御性能の高さでsophiaのキル圏内に持っていける
・《ハレ》《ニニ》がレベル3であり、《迷わし鳥》で繰り返し利用が可能=無限にランク3の素材になれる
・《ハレ》が《イゾルデ》《リナルド》対応で、《オオヒメ》からも《水舞踊》でアクセス可能

御巫sophia論

などなど、欲しい要素が全て揃っています。
他の儀式基盤を使う理由が見当たらないくらいには御巫を使い倒していますが、「《フゥリ》だけで勝ってしまう」ことも少なくなかったので、《フゥリ》は一時的に抜きました。そういうのも大事。

今回の《オオヒメ》は《御巫神楽》で正規の儀式召喚を前提としています。後に《火叢舞》や《かみかくし》で蘇生することもあるので、《伝承》は採用していません。
儀式素材は《リナルド》で手札に加える《ヴィサス=スタフロスト》です。《ヴィサス》自身もゴブリンライダーとシンクロし《仙々》になれるので、場合によってはゴブリンライダー2体などで儀式召喚するケースもあります。まあいい感じに。

4:回し方

・墓地に《ラルバウール》《ヴィサス=スタフロスト》《ゼンマイン》
・お互いの場にシンクロ+エクシーズ+儀式の用意ができる状態

を目指しながら、【ゴブリンライダー】【天盃龍】で戦っていきます。
相手のデッキがシンクロ、エクシーズ、儀式の3テーマのどれかを使うのであれば、《御巫の火叢舞》で引っ張り上げることも視野に入れておきましょう。

揃った段階で、《クロシープ》の先に《ヴィシャス=アストラウド》を融合召喚し、《ラルバウール》を蘇生。sophiaを選べば準備OKです。

5:終わりに

自分用のメモが強いのであまり詳しくは書きませんでしたが、脱ベアトリーチェはできたかと思います。
【ゴブリンライダー】は今回初めて使いましたが、使い勝手の良さに驚きました。ランク3を組めれば欲しいものが揃うので、今後はメインデッキの枚数を絞って、ギミックの一つとして取り込んでしまいたいです。

欲を言えばもうちょっと中盤にストーリーが欲しいので、sophiaまでの主人公を組み込むのが目標。欲を言えばシンクロやエクシーズで戦っていきたいので、《彼岸の詩人 ウェルギリウス》あたりを取り込んでみたいですね。

9.0をベースにした10.0を構築中なので、今回書き残しておきました。
そのうちまた書きます。sophia学会募集中です。ではまた。


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