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【遊戯王デッキ紹介】エニグマスター

はいこんにちは、からばこです。
連日ウィクロスの記事を書きまくっているので、そろそろ遊戯王の方も書きます。いいですね?
ウィクロスの方々のプラットフォームのトレンドがnoteになりつつあるので、こっちで私がバレたらなんだか照れくさいですね。

というわけで今回使うデッキの主役はこちら。

エニグマスター・パックビット

新弾「PHANTOM NIGHTMARE」で登場したシンクロモンスター、《エニグマスター・パックビット》です。
S召喚時or墓地に送られた場合、自分の墓地か相手の場のモンスター1体を永続罠にする効果と、自身が永続罠の場合、フリーチェーンで自分の魔法罠ゾーンのモンスター1体を特殊召喚できる効果を持ちます。
昨今の【スネークアイ】のような、魔法罠ゾーンのモンスターに関する能力に特化した、縛りなし8シンクロです。ステータスも優秀ですね。

カード発表で《エニグマスター》を見て、「この子でデッキを組みたい!」と、強く心惹かれました。効果がテクニカルで魅力的だったんですね。
最初は《サクリファイス》なんかと組み合わせられないかなーと考えていたのですが、効果を読めば読むほど、「2体の《エニグマスター》で、いい感じにぐるぐるループできたら面白いよね?」と思い立ち、せっかくなので《エニグマスター》一本槍というか、《エニグマスター》を主役にしたデッキを作ってみようと頑張った次第です。

1:デッキレシピ

細かくは調整しますがおおよそこれ

詳細は追って書きますが、《魔界発現世行きデスガイド》と《幻影騎士団ティアースケイル》が初動でぐるぐるし、《エッジインプ・シザー》と《焔聖騎士将-オリヴィエ》で毎ターン《エニグマスター・パックビット》をシンクロ召喚し続けます。
《エニグマスター》に限らず、このギミックが揃えば、毎ターン8シンクロを安定して出力し続けられます。墓地が破壊されなければね。

「《エニグマスター》がループする」という最初の目標からは少しズレました、毎ターン《エニグマスター》が飛び出して活躍する良いデッキに仕上がりました。お気に入りです。

2:展開ルート

「ハレの日デュエル」のレポートでも書きましたが、このデッキは以下のnoteを非常に参考にさせていただきました。先人の知恵に感謝を。

初動:魔界発現世行きデスガイド1枚

1.《魔界発現世行きデスガイド》NS、効果で《エッジインプ・シザー》SS
2.2体で《彼岸の黒天使 ケルビーニ》SS
3.《ケルビーニ》でデッキから《彼岸の悪鬼 グラバースニッチ》を墓地へ。《グラバースニッチ》効果で《彼岸の悪鬼 スカラマリオン》をSS
4.《ケルビーニ》と《スカラマリオン》で《幻影騎士団ラスティバルディッシュ》SS
5.《ラスティバルディッシュ》でデッキから《幻影騎士団ダスティローブ》を落としつつ《幻影騎士団シェードブリガンダイン》セット、発動
6.墓地《ダスティローブ》効果で《幻影騎士団サイレントブーツ》サーチし、SS。
7.《ブリガンダイン》と《ブーツ》で《聖騎士の追想 イゾルデ》SS。能力で何かしら戦士族サーチ
8.《イゾルデ》で《焔聖剣ーデュランダルー》落として《焔聖騎士ーリナルドー》SS。効果で《デュランダル》回収。
9.《デュランダル》を場のモンスターに装備、爆発させ、《リナルド》2体目をサーチ。チューナーとしてSS。
10.墓地の《エッジインプ・シザー》自己蘇生。
11.チューナーの《リナルド》と《シザー》で《D.イヤホン》SS。自身をチューナーに。
12.《イヤホン》と残る《リナルド》で《焔聖騎士将-オリヴィエ》SS。
13.《オリヴィエ》と《リナルド》で《スプライト・スプリンド》SS。効果で《ゾンビキャリア》落とす
14.《ゾンビキャリア》自己蘇生し、《スプリンド》と合わせて《ギガンティック・スプライト》SS。効果で《メルフィー・ワラビィ》リクルート。
15.墓地の《サイレントブーツ》除外し《幻影霧剣》サーチ、セット。

場は「ラスティバルディッシュ、ギガンティックスプライト、メルフィーワラビィ、霧剣」となります。で、エンドフェイズに《デスガイド》が手札に来ます。
初動はガイド1枚でしたが、《ティアースケイル》+SS可能なレベル3モンスターでもこれが成り立ちます。

相手のターンをメルフィーと霧剣でいい感じにしのぎます。
次のターンは《デスガイド》通常召喚から《彼岸の悪鬼 ガトルホッグ》をリクルートし、《彼岸の旅人 ダンテ》をエクシーズ召喚します。

縁の下の力持ち

で、墓地の《オリヴィエ》の効果で、《ダンテ》を装備しながら蘇生。《エッジインプ・シザー》を蘇生すると、8シンクロの準備が整います。満を持して主役の《エニグマスター・パックビット》が登場です。なげえ。

チェーン1《エニグマスター・パックビット》、チェーン2《彼岸の旅人 ダンテ》の墓地に送られた効果、と組みます。《ダンテ》の対象は《ガトルホッグ》ですね。
チェーン2が解決され《ガトルホッグ》を回収。チェーン1の《エニグマスター》の効果で、先程回収した《ガトルホッグ》を捨てて相手モンスターを永続罠にします。すると処理後に、墓地の《ガトルホッグ》が発動。《ダンテ》を蘇生できます。
その《ダンテ》が相手に破壊されると、墓地効果で再び《ガトルホッグ》を回収。回収した《ガトルホッグ》を、場にいる《エニグマスター》が墓地に送られた際の効果で捨てると、また墓地から《ダンテ》が復活し、次のターンの《オリヴィエ》の装備素材になります。

墓地:《オリヴィエ》《エッジインプ・シザー》
手札:《ガトルホッグ》
場:《旅人ダンテ》

を作っておけば、毎ターン《エニグマスター・パックビット》をシンクロ召喚できる基盤が整う、というわけです。このループっぽい何かを完成するのがデッキの目標です。

一度ループが完成したら、毎ターン《エニグマスター》を消費なしでシンクロ召喚して、相手の主力モンスターを永続罠にしながら戦っていきます。
《エニグマスター》自身も打点が2900あってパワフル。《旅人ダンテ》の蘇生もあるので、粘り強く押していけますね。

3:採用カードピックアップ

初動や展開ルートに関係ないカードを中心に。

サテライト・ウォリアー

雰囲気がエニグマスターと近いね

相手ターンに《エニグマスター》を能動的に場から離す方法を考えた際、最も手っ取り早かったのが、相手ターンのシンクロ召喚でした。
当初は《シンクロ・ゾーン》を使っていたのですが、デッキがもっさりしてしまったため、メルフィーで《ホップ・イヤー 飛行隊》を確保することに。結果、10シンクロの中から白羽の矢が立ったのがこの子です。

シンクロ召喚時に、墓地のシンクロモンスターの枚数分、相手の場のカードを破壊しつつ、1枚につき攻撃力が1000上がります。
展開の中で《イヤホン》《オリヴィエ》《エニグマスター》の最低3枚が墓地に行き、《エニグマスター》の除去も含むと4枚除去です。すごいです。しかも打点が5500。デカいです。打点は正義。

2の効果は使いませんが、展開の中で《イヤホン》ではなく《フォーミュラ・シンクロン》を経由すれば使えます。ただ、《イヤホン》装備《オリヴィエ》は後手捲りの際に結構便利ですし、《フォミュロン》を蘇生させてもうまみがなかったので、2の効果は飾りです。

10シンクロは他にも多数いますが、相手ターンに出して最もリターンがあったのがこの子でした。《ブラッド・ローズ・ドラゴン》なんか出したひにゃあ、自分の首を絞めるで済みません。
何度もフィニッシャーになってくれましたし、奇襲性も高くてお気に入りです。《エニグマスター》に並ぶエースですね。

PSYフレームロード・Ω

びょーんびょーん

このデッキの弱点が「ギミックの除外」です。そこをカバーできる8シンクロということで採用しています。遭遇率の高い《マグナムート》で《エッジインプ・シザー》が抜かれた時のリカバリにもなります。3の非チューナーは《霧剣》除外で確保できたりもしますので。

ちなみに《オリヴィエ》が抜かれたらデッキとして終わるので、そこはもうちょっと何とかしたいです。《S:P リトルナイト》が致命傷です。
《ゾンビキャリア》+3の非チューナーで、5のシンクロチューナーを用意するくらいはしたほうがいいですね。後でやっておきます。

星杯の妖精リース

上手に使ってあげたい

別のギミックの名残として入っています。
《旅人ダンテ》を墓地に送って回収すれば、《ダンテ》が《ガトルホッグ》を回収するので、実質無限の手札コストとして利用できます。
素引き前提ですし、余ったメルフィーなどをコストにすることも多かったので、正直なくても大丈夫ですが、あればあったで長期戦で良い仕事をしてくれるので、お守り代わりに入れています。いつか輝かせたい。

後は特殊召喚可能なレベル3とか、メルフィーとか、なんかそんな感じに入れています。幻影騎士団の枚数やメルフィーの種類はまだまだ荒削りなので、ここから調整して整えていきます。
相性の良いギミックがあったら教えてほしいです。《サイキック・リフレクター》出張セットは入れられそうで、そこから《電脳堺狐-仙々》を工面して除外対策、とかいいかもしれません。除外対策は急務です。

4:まとめ

というわけで、簡単ですがデッキ紹介でした。
下準備にあれこれかかったり、デスガイドへの着地狩りが直撃したりと、まだまだ改善点はたくさんありますが、せっかくなので記録しておきます。

ウィクロスでもそうですが、「1枚のカードを軸にして戦う」デッキを作るのが好きです。今回は無事《エニグマスター・パックビット》を活躍させられるデッキができたので、結構満足しています。
特に「『ガトルダンテ』と『オリヴィエシザー』から、シンクロとエクシーズをいつでも揃えられる」というこの基盤は、sophia学会のことを考えても良いヒントになるので、6.0の完成に向けて、検証を続けていきます。

カジュアル遊戯王の歴は1年弱と浅いですが、のんびり楽しんで、のんびり記事を書いて遊んでいきたいですね。

レアリティはあえてバラバラ。クオシクにしてもいいくらいお気に入り

おまけ:デッキ名の話

デッキ名は……、うーん、シンプルに「エニグマスター」です。
言ってしまえば「エニグマスター一本槍」デッキになるんでしょうか。エクストラデッキのカードを「一本槍」って言っていいのかわかりませんけど、これは一本槍でしょう。

私の中で「エニグマ」と聞くと、真っ先に出てくるのがウィクロスの《エニグマ・オーラ》というカードです。

強烈な耐久スペル

遊戯王で例えるなら「アタックフェイズ終了時、自分の場のモンスターを全て墓地に送ると、1枚につきライフを1500回復する」みたいな魔法カードです。これを毎ターン発動し、超耐久するデッキがあって、まあ非常に硬いわけですね。
私のデッキには「オーラ」の要素がないので、ここから拝借するのは断念しました。でも、最近は「ホワイトオーラ」の新規カードも出ましたし、なんならエニグマスターは水属性ですから、頑張れば【エニグマ・オーラ】が構築できるのかもなーと思ったり思わなかったり。

皆様ほんとにおしゃれなデッキ名を名付けていて感服です。
新聞にせよネットにせよ、これまでの仕事で「良い見出し」をつけられたことがほとんどないので、私はシンプルにやっていきます。おしまい。

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