日本人の幸福度が低いのはなぜだろう?
幸福度世界1位のフィンランドと幸福度62位日本の大きな違いとして、日本人は自発的に自分の人生を歩んでいる人が少ないのかもしれないと感じた。
これからの人生を豊かにし、日本の幸福度ランキングを上げるためには、自分は何が好きで、どんな時に楽しいと感じて、自発的に作った時間その瞬間に夢中になっていく事が必要なのだなと感じた
ポイント①フィンランド人は生活と仕事のバランスが取れている
一言でいうとワークライフバランスが取れているということだが、これが日本人には難しいのだろうと感じた。
なぜならば、定時に帰ると気まずいとか許されないとか、就業規則以外の雰囲気、風土などハイコンテクスト文化なのが悪影響を及ぼしているのかもしれない。
この本には書いてなかったが、残業代についてはどうなっているのだろうか?フィンランド人はほとんど残業をしないという。日本人が残業するのには残業代を確保するために無意味に残業している人も多くいると思う(自分も内勤の時にそうだった)
その点も改善しないと、仕事を早く切り上げて自分の時間を平日にも確保するというのは難しいのだろうと感じた
ポイント②フィンランド人は自分で休みを取ることで生活を豊かにしている
自分の経験では日本のビジネスマンは有休を取るのが難しいという話をよく聞く
祝日は普通に休むくせに(強制的に休みの時は休む)なぜ自分から休暇を取得できないのか?
この点において日本とフィンランドでは大きく違うと感じた。
有給休暇は毎年全て消化するというフィンランドに対して日本人は最低限しかとらない。取ると周りの人の目が気になるという発言をよく聞く。
結局、日本人は主体的に動くのが苦手なのかもしれない。
これは教育環境から続いている癖の様な気もする。
ずっとルールを守ること、上から言われたことを守ることを是としてきたのに社会人になっていきなり自分で休日を設定して「やりたいことに取り組んでも良いよ」と言われても良く分からない。
祝日も強制的であるために取っているが、その日に自発的に何かをするということはなく、ただ休みの日を過ごしている人が多いのかもしれない
ポイント③自分を内省する時間を取ることはとても大事
仕事において、上長と仕事のビジョンについて語ったり、意識的に休暇を取ることによって自分を見つめたり、well-being(自分はどうしたら快適なのか?)を考える時間を意識的に取っているかどうかで違いが出ていると感じた。
自らの人生をどのように過ごしたいのか?
自らを深ぼることで、気付いたこと、やりたいことに挑戦する
そしてそれを実現するために休暇を取ったり、日々の仕事を時間以内に終わらせる。
少しの残業代を稼いで老後の安心を得るよりも、今生きている充実度を高めることが日本人が幸福度を上げるキーなのではないか?
こんなことをこの本を通して感じました
Well-Beingを見つめなおす。
大事ですね。