kogat剣サーのサポート選択2
気付けばエニホから離れて久しく。家庭用が出る前に、現バージョンの考察と、サポートセットの変遷を記録しておきます。
・大ベイリン時代の到来
血聖大戦後のアップデートで超強化されたベイリン。広い攻撃範囲にそこそこの発生速度、当たればコンボでガードされても有利というこのサポートは、アップデート後現在に至るまで採用率ぶっちぎり一位を堅持しており、環境を支配していると言っても過言ではないと思います。
それまでコガト剣サーは「エルを置いて突っ込む」という戦法を主軸としていましたが、エルを置きにいくとベイリンに食われる時代になってしまったので、戦略の見直しを迫られることになります。そこで、まずは自分でもベイリンを使ってみることにしました。
・剣サーとベイリンの相性
結論から言うと、剣サーとベイリン単体の相性は特に良好ではないと思っています。
剣サーのサポート選択では、①JDから拾えるか、②画面中央の5Dから拾えるか、③前転狩りの6B先端から連続ヒットするか、という三点が重要なポイントとなりますが、ベイリンはこのうち③しか満たしていません。③にしてもその後の追撃が5Dしか入りませんので、更に上乗せするには別のサポートに頼る必要があります。
ただし、無敵技のCライジングヘブン(昇竜)のフォローに関してだけは比類なき最強サポートです。画面端でも中央でも、当たればコンボ、ガードされても有利というスゴ連携。また、ミリオンブレイド(A連)から属性チェインを稼ぎつつ連続ヒットする点も地味に嬉しいところ。
そんなあたりを考慮しながら構築した、見直し一発目のサポートセットがこちら。
①エル・エヴェイン・ベイリン
ベイリン→エヴェインの連携はおよそ画面のどこからでも連続ヒットし、追撃も容易です。エニードホークアイに近い感覚で運用できるので、まずはこれでベイリンに慣れていこうと思いました。また、エヴェインは画面中央5Dから1コストで追撃できるなど、単体でも剣サーと相性のいいサポートです。
立ち回りで撃てなくなったエルを継続採用しているのは、このころ凍結攻めを研究していたからですね。相手のリバサにめちゃ悩まされていたので、ダウンを奪わず攻めを継続する戦法を模索しました。この戦法にはコンボが切れるタイミングをこちらでコントロールできる利点がありますが、結局相手の割り切り行動に対応しきれなかったのでボツとしました。無念。
・ヤツに頼るしかない
剣サーの起き攻めはリバサに弱いです。コマ投げの間合い内でしか択れないのに、その間合いからではリバサを避けられない。
アップデートからしばらくすると、魔ーサー・ベイリン・モードレッドが剣サーのテンプレセットとして定着してきていました。起き攻めに固執せず、立ち回りと瞬間火力を重視したセットです。コガトも試しましたが、しかしこれは早々に投げました。
詳細は省きますが、これは画面を見る自信のあるプレイヤーのセットで、自分のように割り切りとセットプレイでメシを食うタイプのプレイヤーには使えません。
起き攻めで倒し切りたい、しかしリバサがめんどくさい…となれば、これはもうランスロットを使うしかない。というわけで構築したセットがこちら。
②ベイリン・魔ーサー・ランスロット
それまでランスロットを使っていなかったのは、なくても崩しには困らないと思っていたからです。アップデートで弱体化されたのもあります。しかし対戦が煮詰まるにつれ、そうも言ってられなくなりました。あのアーマーがほしい。
ランスロットは起き攻めのほか、対空釣りなど立ち回りで使ったり、魔ーサーと併用すれば高火力コンボや限界突破を挟んだコンボも組めます。コガト的にはモードレッドより可能性を感じました。
魔ーサーは上で説明した①②③の項目を一人で全て担うことのできる、ザ・剣サーの嫁です。ベイリンとの相性も良好で、ベイリンをヒット確認してからの魔ーサーが繋がるので、立ち回りでのベイリンに圧を持たせることができます。
モードレッドを入れないならこれしかない…と信じて使い続けましたが、手応えを得られないまま8月の共闘性アルブラ杯が終わりました。いま思えば、これもコガトの手には余るセットでした。
・ベイリン、弱いのでは?
それは言いすぎですけど。
ただ、漠然と抱いていた違和感が、このころ確信に変わってきました…ベイリン、俺には向いてねえ。モードレッドはすぐ気付けたのに、随分と回り道をしてしまった。
ここまでくると比較的最近の話となりますが、ダブミリ層を中心とする上位陣は、ベイリンへの対応も仕上がってきています。適当に呼んでもまず当たることはなく、逆に隙を突かれます。自分にはできませんが。
昇竜ベイリンは強力な連携であるものの、連続ガードではありません。上位陣はベイリンを前転で避け、最低限不利は背負わないようにしてきます。いずれは確反を取られる時代も来る予感がしました。
ベイリン→魔ーサーのコンボは、ベイリンがカウンターしていた場合、魔ーサーの召喚を遅らせないと空振りしてしまいますが、そこまで確認するのは俺にはしんどい。
あれ。これ無理にベイリン使う必要、全然ないのでは?
③エヴェイン・魔ーサー・ランスロット
追いつきました、現在のメインセットです。かつてROWさんが使ってたセットらしいので、そんなに的外れでもないのだろうと思います。
・得たものと失ったもの
エヴェインがいると、地上技を当てたときに1コストで端まで運べて、サポートゲージが満タンなら4コスト残せます。これが前のセットとの最大の違いです。以前は5Dからの追撃に魔ーサーを使うため、3コストしか残せませんでした。
5Dからエヴェインで追撃した後、まだ魔ーサーorランスロットを2回呼べるので、コンボや起き攻めの期待値が跳ね上がりました。フォローが1コストで済むので、立ち回りで気軽に5Dを振り回せるのも利点です。
代わりにベイリンを失いましたので、昇竜には基本的に因子覚醒を仕込んでいく形になります。因子ゲージの消費は激しくなりましたが、昨今はそもそも昇竜を読まれた場合スカされることが多いので、そこまでの痛手とは感じていません。あとはもちろん立ち回りでベイリンが撃てなくなりましたが、元々ベイリンの撃ち方がヘタクソだったので特に不便とも思っていません。個人的には差し引きしても余裕のプラスです。
このセットが強いか弱いかはさておき、今が一番楽しく遊べています。サポートセットに悩んだら、そこを基準に考えるのがコガトのオススメです。