各キャラクターの特徴について
これも観戦の手引きとして、キャラクターごとの得意戦法をざっくり解説。
・二刀アーサー
連続技のほか攻めの起点にもなる三段突進技、予備動作がなく見切りにくい中段技、このゲームでは貴重なノーゲージ無敵技といった一通りの必殺技を備え、幅の広い戦術を展開できるスタンダードキャラ。めくり性能のあるジャンプC、相手の攻撃回避を狩りやすい6Bなど高性能な通常技も多いが、火力はやや控えめ。
・居合アーサー
水平方向に高速移動する技を持ち、中下に加えて表裏でも相手を幻惑できるのが特徴。氷属性持ちであり、因子覚醒時は相手を地上状態のままコンボを繋げることが可能で、そこからの補正切り択も脅威。ダッシュがステップ式のため、細かい間合い調整は苦手。
・アーサー剣術の城
コマンド投げと打撃の択、あるいはジャンプ攻撃を当ててからジャンプDと着地下段の中下択を迫るのが得意戦法。超性能の無敵技や飛び道具を備えており守りも硬い。通常技の発生速度がやや遅い傾向にあり、もつれたときの擦り合いには弱い。
・盗賊アーサー
ジャンプ中に2回空中ダッシュ(バクステ)できる点をはじめとする圧倒的な機動力が特徴で、相手に自分を追わせる展開を強要しながら、ジャンプAやジャンプDを引っ掛けてダメージを取ることが多い。ただし超必殺技まで含めて無敵技を持っておらず、体力も低いので一度捕まるとそのまま溶けることもある。
・ゼクス・ジークフリード
ジャンプBが無法。攻撃範囲の広い2段技なので、早出し可能で当たればコンボ、ガードされても有利が取れるスゴ技。有利を取ったら移動投げと入れっぱ潰しの打撃で択を仕掛ける。使用制限はあるものの、画面のほとんどを攻撃判定で埋めるエレメンタルカノンも無法。弱点は特にない。
・帰化型ニムエ
Dが発生の早い飛び道具で、さらにタメが可能。ある程度タメるとヒット時に追撃できるようになる。キャラ特性の浮遊なども活用しながらのらりくらりと立ち回り、相手が動こうとしたところにタメDをブチ当ててダメージを取るのが常套手段。しかし正面から相手を崩す能力は乏しいので、一度リードを奪われてガードを固められると厳しい展開を強いられる。
・第二型ビスクラヴレット
通常投げから追撃可能でめちゃくちゃ減る。とんでもない強判定が多段で突っ込んでくるジャンプDもすごい。コンボ後に端を背負った状態で起き攻めできるのも特徴。この位置関係は相手の前転が画面端で止まり簡単に潰せる上、表裏でも択れるので防御側は意外とめんどい。地上ダッシュがステップ式で、しかも動作中は攻撃が出せないので、空中から攻めざるを得ないのがネック。
・虚無型エターナルフレイム
超判定のジャンプDで相手を牽制しながら、超速のダッシュで接近して相手の出鼻を挫くのが得意戦法。サポート次第で1コンボに複数回の超必殺技(マジックタレット)を組み込むことが可能で、瞬間火力も非常に高い。無敵技も持っており相手の迎撃は得意だが、空中ダッシュが斜め下に向かって移動するため、バッタする相手をこちらから捕まえに行くのは苦手。
・特異型スノーホワイト
いわゆる投げキャラ枠だが、あまりに図体が大きく動きが鈍重すぎるため、多くのキャラに対して厳しい立ち回りを強いられる。至近距離でフレーム有利の状況が作れれば、投げキャラらしい人類平等の択を仕掛けられるが、その状況に持っていくこと自体が至難。
・異界型リース
動きはやや重たいものの、通常技のリーチと判定はガチ。手堅く差し合うもよし、D系統の突進で突っ込むのもよし。昇りジャンプ2Bはこのゲーム最速の中段攻撃であり崩しもバッチリ。A旋風槍はジャンプ攻撃無敵の非常に強力な対空技だが、発生が早すぎるため地上の相手すら巻き込み殺すことも多い。弱点は特にないが、敢えて言えば通常投げで確定ダウンが取れないのはマイナス点か。