コマ投げの狙いどころ
剣サーのブレイズワルツ(コマ投げ・63214D)は、投げ抜けできず攻撃回避も潰せる強力なガード崩しですが、正面から掴みに行っても飛ばれたり殴られたりして死にます。今回は、コマ投げを狙える状況の作り方について書きます。
①ダッシュキャンセルから狙う
剣サーの立ちC・6Bは、ダッシュでキャンセルすることができます。一気に相手との間合いを詰められますので、コマ投げチャンスとなります。
ただし、キャンセルで出せるダッシュは通常のダッシュとは異なり、走る距離を調整できず動作中はガードもできません。仕掛けるのがバレていると返り討ちにされてしまいますので、事前に立ちC・6Bから打撃や弾への連携を見せるなどして、相手に「ここで動いてはいけない」と印象付けておきましょう。このあたりは相手との心理戦になります。
②サポートを呼んでから狙う
一部のサポートは、相手にガードさせれば自分のほうが先に動ける有利状況を作れます。ここでも活躍するのが第二型ベイリン。立ちCからベイリンを呼ぶと連続ガードになり、大幅な有利時間を得られます。ベイリンが相手を拘束している間に密着距離まで走り寄れますので、コマ投げチャンスとなります。
③ジャンプCから狙う
前の記事でも書いたように、ジャンプCをガードさせたあとは、ジャンプDを出すかしゃがみAを出すかで中下の二択攻撃を仕掛けることができます。相手が立ちガードするかしゃがみガードするか悩む場面だからこそ、どっちも崩せるコマ投げチャンスとなります。
④相手の起き上がりを狙う
コンボを決めてダウンを奪った後は、ダッシュで相手との距離を詰めることができます。相手が起き上がった瞬間がコマ投げチャンスとなります。
・投げると見せかけて殴る
コマ投げを予測した相手は、回避のために飛んだり暴れたりします。そういう場合には投げると見せかけて打撃を出すと相手に刺さり、実は最も大きなダメージを奪えるのはこのパターンです。
しかしこの裏択を通すためには、それまでの展開の中で「コマ投げがくるかもしれない」というプレッシャーを相手に与えておかなければなりません。それをどうやって発していくかが、剣サーを使う上での命題でありおもしろいところです。
・D漏れに反応しよう
コマ投げを仕掛けた場合に相手が一瞬早く攻撃回避を行うと、左右が入れ替わるためコマ投げが成立せず、代わりにただのD攻撃が出てしまう場合がありますが、なんとこのD攻撃は相手の攻撃回避の終わりぎわにちょうど刺さってくれます。
コマ投げを狙うとしばしば発生するシチュエーションですので、きっちり反応して追撃することができれば、大きなダメージソースとなります。