結婚廃止論
世界が感染症の脅威に直面したがゆえの、外出自粛宣言の結果、おうちにいることで、DV急増という
テレワークの推進はもうずいぶん前から日本でも話題になっていることを知っていたが、なかなか現実的に進まなかったのは、外で働いてもらわなければ困る実情があったからではないか、と思えてきた
おうちに帰り、おうちで過ごすことが増えるだけで危険なのである
かつての日本のように、福祉政策を家族に委ね、恋とか愛とか抜きに、家の都合で夫婦にさせられる文化はまだ残存しているだろう(それが、幼い少女を相手に結婚することもあるというのは問題だ)
暮らすために家族の仕組みがあり、そのために結婚があるとき、情愛に基づかない関係の中で不適切な支配や暴力に苦しめられる実態があることも想像できる
自由恋愛のもと結婚の自由のある国や時代でも、まだ苦しいのか
一緒にいることが心地よいから家族になる
家族の定義をそのようにクリアにしていけば、たとえおうちにいることになったとしても、心地よく過ごせるはずだ
そんなに苦しいのであれば、やはり解散が推奨されるし、そうなる前の婚姻自体を慎重にする仕組みが望まれる
この状況は、今一生懸命緊急事態宣言をして対応しているけども、まだまだ長期戦かもしれない
一旦外出自粛が解けても、将来的に再び同様な危機が襲ってくることは想像できる
で、あるならば、だ
おうちにいなければならなくなったときに苦しくなるような家族が産まれないように、慎重に慎重を重ねた婚姻規制が望まれるだろう
一時の感情で安易に婚姻しないようにすることが望ましい
そのためには、婚姻に附属するあらゆる特典を全て廃止した方がいい
打算的に婚姻してしまったときの取り返しのつかない負担を思えば、結婚した方が経済的だったり税法上メリットがある仕組みは危険な罠である
日本の婚姻は同居義務を定められるが、別宅のキープは必然だろう
そういえば、日本は非婚が進んでいて、それゆえ少子化だったのではなかったけ?
DV急増報道を前提にすれば、結婚していなくてよかった、という非婚者の安堵の声が聞こえてきそうである
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