22日は共同親権の日 訴訟解説
今日のために,なんじゃないかと思えるくらい,昨日も話題があふれていた
まとめてくださっている
ちょうど上野先生の発信も重なる
牧野さんも早い
関連する訴訟がもう5件もあるという
記念すべき今日の日に,ちょっと解説しておこうと思う(何様?・・・どこにでも傍聴に現れるただの共同親権弁護士です)
もう提訴時のニュースは見つけにくかったが,まずは集団訴訟として面会交流の制度を確立を求めたもの
昨年11月に一審判決,今年8月に高裁判決,いずれも請求棄却という判断ながらも,まず立ち上がったという原告の方々の勇気は,眠れる多くの当事者の親心を奮起させたことだろう
その1年後には,おひとりの原告と作花先生のタッグで,単独親権違憲訴訟
前振りがあって,その前年から,違憲主張をする離婚訴訟のことなどが報道されるようになっていた
この事件は間もなく結審,判決も近いという
親権に関しての集団訴訟としての初めてのアクションが次にくる
共同親権祭りまでも応援のためのクラファンだったり,一気に沸いた
今も記事が残っていた
テレビの取材もあったので,動画での報道もあったね
親子の問題は本当に複雑だから,連れ去り問題に特化した集団訴訟も提訴
海外向けにも発信
そうやって,昨日の提訴が5件目ということになる
ありがたいことに,RKパスポートにより,記者会見を傍聴させていただいた
原告の方々のエピソードを聞くと,わが子を想って寛容に,紛争を避け,共同養育を理想としていた先に,裏切られ,司法にも救済されない苛酷な現実が伝わってきて,共同親権制の整備が必要不可欠なのだと理解してのコメントである
文化を創る
もしかしたら,法改正だけでは,一挙にはひっくり返らないかもしれない
それは,育休制度=法律としての制度は整備完了なのに,なかなか普及していないことからも想像できる
会社の風土の問題だと語られているのを聞く
共同親権という宣言が大切
罰則が怖くて共同養育や面会交流をするわけじゃない
そこに価値があるから,するのである
誰かに強制される義務ではなくて,わが子のためにより良い環境で育って欲しいという願いを込めて,親の責任として実現していくのである
結婚する前に,意識することが自然にもなっていくかもしれない
ほんのちょっとで劇的に変わるはず
もう子供たちが悲しく涙することがないようにしていく
大人たちも泣かないよ!!
親子だもの,会いたいって自然な気持ちなんだよ
会いたいって言っていい文化を作っていく
そのために立ち上がる親御さんたちの親心があふれている
ひとつ
親には,父も母もいる
親心に性差はない
でもね,印象的なのは,女性弁護士と女性当事者だけ映っている写真
集団訴訟には女性の原告が全ていて,でも,どちらかというと少数(昨日の事件については,男女同数のよう)なのに,女性が中心になる
これも戦略だし,母親の声というのは親心を映しやすい
この夏予言めいて,別居母の活躍を期待していたとおりではある
だけど,親心に性差はないはずである
それだけ男女差別が深刻なこと
男性が父親として親心あふれる声を届けようとしても,消されていくということ
これを男児が2人いる母として由々しき事態だと懸念を覚えるのである
男性の尊厳こそ人権保障には必要不可欠である
男性の尊重は当然女性(男女のカテゴリーに抵抗のあるあらゆる性含む)の尊重にも直結するはずだ
他者を尊重すること それが人権保障だし
親子の育ち合いの中で学び育むものでもある
ま,とはいえ,令和時代,女性は立ち会があるのだ!!
女性記者のペンがまた力強く斬り込んでいる
時代は共同親権
もう間もなくだ!
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