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ビジネスの力で共同親権を加速する

昨日は実際,忙しかった

新しい調停が始まりホームコートたる立川で所用を一挙にこなすべく,ハシゴできるよう自転車で出動

打合せして,別件の書類提出して,刑事事件判決期日を対応して調停をして,差入れ面会をしにいって,事務所に寄って帰って,それからメールチェック後電話での取材対応

うっかり,毎日の発信が途絶えるのではないかという危機に直面して,思いついた告知記事 そして有料化へ

そんな経緯だったのだけど,早速購読いただいて,趣旨をご賛同いただいてありがたい

有料化するのも簡単な設定ではあるけども,今までそのひと手間をサボっていた

それでも,わざわざサポート機能を使ってくださる方もいてありがたい

ちょっと最近ざわついていたことと重なる

善意に任せるのでは限界があるし,親心からのボランティア精神で活動していた当事者も結局活動範囲が限られていた

2大当事者組織を想像してみればいい(どっちも創設者は同じ☆)

持続可能性に意識することは,このオレンジ革命の寿命も短いことになりかねない

ちょっと前は,キミドリリボンだったんだよ

これは子育て支援活動とも重なる

誰もが子育てを通じてその孤独の問題に直面し,親子の居場所作りを思いつき,立ち上がり,そして消えていく

子育て当事者は子どもの育ちとともに卒業していくから継続しないのだ

それでいて,支援の箱ものは,当事者ではないから,機敏性を欠き,空洞化する

同じことがあってはならないから,世代をまたがっての軸が必要である

共同親権になってもオレンジ革命は終わらない

きっと平和祈念公園,終戦記念のモニュメントのように永遠に語り継がなければならないと思う

親子が親子らしくあることが当たり前に守られる世の中で,過去,悲劇的な親子の別れを強いる文化があったことは語り継がれなければならない

そんな不幸の連鎖を断つべく立ち上がった親の底力(神セブン)あって,オレンジ革命が全国的なムーブメントとして確立したという歴史を学習しながら,もう二度と繰り返すことがないためのアクションなのである

そう思うと気が長い話である

ひまごの世代まで語り継がないといけない!!

とすると,一世代の一時的な子育て時期の興味にとどめていては続かないのである

子どもと会えるようになって,諸々諦めて活動から卒業します,っていうのもまあなくはない 当事者の幸せこそ優先して欲しいから,幸せな前進は祝福して送り出したい

それでも,それはそれこれはこれ,と思える同志で長く続けていくのであれば,やはり,組織としての確立が不可欠なのだと思う

それってNPOですか,というのともまた違う

おかげさまで,男女共同参画の予算は潤沢?で,行政に企画が持ちこまれた講演会企画に呼ばれることもあって,行政の予算の中で講師料をご用意いただいている

過去,親子ネット長野でも講演させていただいた

ホームページで登壇記録も掲載しているところ,小金井市での小1の壁講座は,育休後アドバイザーの方で募集があったので手を挙げたものだけど,足立区での子育て世代の女性のための法律講座(要は離婚準備編)では,共同養育離婚をご提案させていただいていた

そして,この年末も,ドストレートにRKの波乱万丈人生をネタに元気をお裾分けする講座の企画が進んでいる

行政での講座の内容がより,自分流に寄ってきているというのがこの3年かけて育つものだろうか

講座企画の練習的な,地元でのイベントもキャリアに役立っている

より良い情報提供のために,参加者の負担はなし(会場に来てもらうだけでありがたい)で,公民館などの公的な場で多くの人に届けるための仕組み=予算がとても重要だということがわかる

子育て支援,女性の活躍サポートの中では,大切で,当事者が身銭を払う限りではどうしても小さな活動になってしまう

同境遇の当事者の中での寄付ばかりでもしんどい

共同養育パパもママもは子どもの貧困・児童虐待や若者の自殺問題をも克服するかもしれないとっても大切な価値だから,行政に売り込んで予算も用意して(決してバカ儲けできる話ではないにしても),どんどん広げる必要がある

特に,ライターさん,ジャーナリストさんの活躍が周知活動に一気に役立つわけで,そのためには,善意に任せるのではなく,やっぱりちゃんと支えないといけない

記事を買うのはストレートな応援だけども,ただのブログとは違う発信を応援するためには工夫が必要だ

この辺の展望は,育休後アドバイザーのお師匠様からの学びが役に立つ

最初は,各地方での小さな取り組みだった

まずは思いを吐き出すだけでも意味のある活動だったろう

それがだんだんと企業内研修としての価値のあるコンテンツへと確立していくとマネタイズもしやすくなっていく

そうなっていくとますます普及活動は促進する

男性の育休推進活動自体道半ばとはいえ,やはり10年続くには,それだけの工夫と仕組みがあってこそだろう

支援者との組織的取り組みもあって,私も学んだ育休後アドバイザー養成講座などを通してお弟子さんが増えていく仕組みはある意味古典的だが,そうやってこそ全国展開を見せ,そして文化を創っていく

育休については,法の制度がすでにあるのに普及しないのだから,風土づくりの大変さも参考になる

共同親権の法改正をしようという段階では,まあ水を差すようなことをしたくないから,まずは法改正を目指す掛け声一色で進んでいいのだけど,法改正だけではとうていゴールではないのである

ホント 足踏みしている暇がない!!

子どもはすぐに育っちゃう

ってことは,こんな悲しい文化を子どもが親になるときまで残していいものか!!

お師匠様たる山口理栄さんも同じことをおっしゃっていた

男女共同参画第一世代として,前例のない挑戦を続けて踏ん張っていて10年

どうも後輩たちが相変わらず苦しんでいる

ということは,ここから10年で変化がなければ,同じ苦しみをお子さん世代にも遺すことになりかねない

育休後コンサルタントの誕生である

まあこれまで,興味のあるものには,自腹でも出かけて,そこでのご縁で得るものの大きさを想うと大きな報酬を得ているのだけど,同志の弁護士を増やすためにも,先輩方の教えも参考に響いていく

いや,それでもいろいろ顔出していくとは思うのだけど

オレンジ革命の次の扉が開いていって,ますます突き進む

ビジネス(健全な)の力が共同親権文化を築いていく


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