家族法改正のカオスに向き合う
久々に暑さが戻ったような日曜日
思ったことのメモ
子どもの権利条約以来、非嫡出子差別の撤廃が浸透しているが、日本は元々なかった(家の子という発想で血縁にはあまりこだわらず、それでいて社会みんなで子どもを可愛がっていたのは、水野先生のいう群育児かな)のが取り込まれて、今、逆に世界から遅れているという歪み方
日本人は元々寛容だ
寛容すぎて、血縁関係がよくわからなくてもみんなで可愛がって育てる共同養育文化は元々あった
核家族化を戸籍がもたらしたけど、孤育てをも促進させてしまった
戸籍や住民票の世帯単位化が、子どものおうちは2つという発想となじまなかったり
戸籍なんかほとんど意識する人はいないのに浸透してる
だから、戸籍を壊して個籍にするなんてことが自然にたどり着くものが…妙にアレルギーを呼んだり
戸籍から見直すなら楽だけど、あえてそこを回避して、子どもが平等に育つための環境を整えていこう、となれば、戸籍と共同親権は両立するわけだし、婚姻と親権のありようを切り離すことが1番近道かな
しかも、子どもの権利条約批准からいっても、そこは急務
海外での共同親権離婚の場合、離婚時の親権者指定において父母との記載をするのだけど、元々婚姻中であれば、親権のことは全く記載すらされず、当然のように共同親権
で、あれば、離婚時の親権者の指定をしないというのもありうる
ただ離婚するだけなら、離婚認めちゃう
離婚時に単独親権者を指定せよ、と強いるから、離婚するかしないかでも揉めるときに、さらに離婚条件をめぐっても綱引き状態で、いかに共同監護計画組み立てようにも無理というもの
親権者指定をやめる #共同親権制
子育てしようという親から親権奪わない!
ま、そこまでいうと、親権停止や親権喪失しないといけない(一律共同親権)ということへの抵抗もわかる
だからこそ、共同監護計画策定が重要で、婚姻中も常に重要
そんなものを婚姻同居中に策定取り決めても夫婦間契約取消権ガーというこれまた批判の多い規定のせいで浸透しない
夫婦たるもの無契約
この夫婦観自体が時代遅れ
生活方針が経済復興ありきの戦後ならまだしも、今は、働き方やキャリア、ライフスタイル全てにおいて選択していくものという価値観に変わってきている
個人なら選択自由だったものが、夫婦や家族になるとそれもある程度制約があるものの、お互いに努力しあうのも夫婦や家族
一方だけ我慢する関係になると破綻になるというもの
言葉なく察し合うだけで済む時代は終わり
夫婦の財布は別でも家族のための共同生活上かかる支払いはお互いに出し合い、そして、風通しよい話し合いを通じて財産も構築していく(これができればいざというとき財産分与で揉めない)
家事育児も分担
それが実は、円満な婚姻生活を維持していくためのコツであったり、いざ離婚する場合でも円滑な協議を叶えて、子どもの犠牲を軽減できるというもの
決して、子どもの権利ありきや、親子や家族の絆のためではない
そんなのは理念ではなく、結果なだけ
心地よいライフスタイルを個々人が選ぶのがまず先
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