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いただいた旅のお土産で楽しむ旅。無事に戻ってきたことを寿ぎながら・・

家族がもらってきたお土産・・嬉しいですよね

江國香織さんのエッセイ『旅ドロップ』の中にこんな話があります

夫のポケットから忽然と出現するそれらのお菓子をたべながら、顔も名前も知らない人たちの、幾つもの旅を私は想像する。(中略)いずれにしても、お土産があるということはその人たちは無事旅を終え、会社に出てきている

(26 ポケットから出現するもの)


会社勤めの夫が、職場でもらったお土産を持ち帰ってくると、たちまち楽しい旅の想像が始まるという著者

長期休暇の頃は、それはもう日本国内から外国のものまで・・

旅って行かなくても、こんなに楽しめるんだと、新しい視点をもらいました

何より、お土産は無事に帰ってきた証拠!
これからは、私も無事を祝って、ありがたく頂戴しようと思いました


母がPTAに行くと、時々、お菓子を持ち帰ってきたこと思い出しました

普段、買わないようなお菓子も混ざっていたりして楽しかったな

1人分の『美味しいものがちょっとずつ』という、幼い女子には、かなり嬉しいシチュエーションでした


さて、私も親になり、やはりPTAでお菓子をいただくように
私も持ち帰りましたが、何せ子供は2人
ちょっとずつが、さらにちょっとずつ・・・

どう分けていたのか?記憶にありません
でも、楽しみにしていてくれたのは確かです



誰かから、ちょっとだけもらうお菓子って、なんであんなにテンションが上がるのでしょうねぇ?

たくさんだと、うんざりする年齢になった今だからこそ、そう思います

あ、でも本音をいえば、すっごく美味しいものをちょっとだけがいいな(笑)


そういえば、夫は、実家に帰省する際、数の少ない高級品より、そこそこの量の方が喜ばれると言ってお土産を選んでます

お土産・・人によって考え方は様々です


しかし、どんなものであってもお土産は、道中、安全だった証拠
よくぞ、ご無事で持ってきてくださいました!

そんな気持ち、常に持ち続けていたいものです


ではまた☺️




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