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はじめまして

私は東京都小金井市で開業している小金井歯科の高田です。公社)日本口腔インプラント学会の専門医で、4月から代議員を務めています。

私は1970年代の終わり、日本に歯科インプラントが導入された頃から大学で、そして大学院で基礎研究と臨床を行なっていました。現在でも女性でインプラント治療を行っている歯科医師は少数派ですが、その当時女性インプラントロジストというのは大変珍しかったです。
この長いキャリアから私自身「日本の歯科インプラント界の母」だと自負しています。
今は大学から離れ、臨床家としてインプラントに取り組んでいます。

大学の枠内から出たあと、インプラント治療に必要な歯周病(口腔環境を整えインプラントも含めたメインテナンスに必須)、補綴(被せ物、入れ歯など)、矯正(治療結果の向上や噛み合わせを学ぶ)、マイクロスコープ(治療精度の向上、患者説明)、顎関節症など様々なコースを受講し、取り入れて来ました。

これにより包括歯科診療をほぼ完成し、今も必要となる知識を取り入れる事に余念がありません。

ここ20年くらいでインプラント治療が広く普及して、口腔機能の改善に貢献する様になりました。それと同時にインプラントに絡む様々なリスクが明らかになって来ました。死亡例を最悪として、インプラント周囲炎や、失敗例などです。

実際インプラント の失敗というか不満足な結果によるトラブルは簡単な基本を抑えていない物が多く、歯科医師免許さえあれば今日からでも出来るところにあります。

インプラントは前に述べた通りあらゆる分野に亘る集学的知識が必要とされます。私のこれからの使命は今まで学んできたごとを生かし「安全・確実なインプラントを広く歯科界に普及させ、それによって沢山の患者さんがインプラント治療で幸せになる事」です。

7月に安全・確実なインプラントを普及するセミナー第6回「インプラントーはじめの1本ー」を開催する予定でしたが、新型コロナウィルス感染拡大予防の為、実際に集まっての開催は現状では難しく、Webでセミナー配信の企画に取り掛かったところです。

今後、歯科関係のみならず、患者さんにとっても有益な情報を発信して行きます。よろしくお願いします。

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