*はじめに*
【序章 あいのひかり】
かまがみ様の東北での旅も終わりを告げようとしている頃、私のおなかの深くに 私達を輝らす それはそれは小さなあいのひかりを感じるようになりました。
当時の暮らしは 自分たちで一から作った北欧のネイティブアメリカンが暮らしていたおうちティピ暮らし。
そんな私達のおうち。
火を二十四時間絶やさずとしても朝目覚めるとあたりまえの氷点下、外は雪がちらつく日々。
このいのちは 私達をどこに連れて行ってくれるのだろう
このいのちは 私達とどんな体験をするためにうまれてくるのだろう
根拠はないけれど
なぜか女の子な気がして、このいのちを 今は亡き旦那の母の名をおかりして 『 幸子 』と呼ぶことにした。
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