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オープンハート参加報告
居場所オープンハートとは、
居場所オープンハート 予定 (abe-tatsu.com)
一般社団法人ライフプランニング・リレーションズが毎月1回開催している ひきこもり や 生きづらい人たち 「居場所」です。 みんながフラットにつながって、助け合う場所を目指しています。(オープンハートHPより)
2024年 9月15日 14:00~
会場:居場所カフェ コモリナ https://komorina.jimdofree.com/
2F 和室
coconeの親子2名で参加してきました。
参加者は、生きづらさを抱えている方々12名。参加費は一人500円。
中央の座卓には、参加者のお一人が用意して下さったお茶とお菓子があり、お茶を飲み、お菓子をつまみながら、座卓を囲んで、語り合いました。
阿部達明さんの進行で、20代~60代の参加者が、初参加者も4名いましたので、自己紹介をしながら、それぞれの現在の状況を話したり、悩み事を話したりしました。
もう一歩、歩みを進めたいけれどどんな支援があるだろうかとか、母親との関係に悩んでいて、今後どのような方向に進むのが良いだろうかとか、8050問題が現実であるとか、様々な話が出ました。
皆さん生きづらさを抱えていると言いながらも、この場に参加して話が出来ることを楽しみにしている様子が伺え、悩みを抱えていらっしゃる方も、この場で話をすることで心の中の重たい思いを吐き出し、皆さんからアドヴァイスをもらうことが力になると思い参加しているのだと感じられました。
阿部達明さんのお人柄もあり、悩み事など語り合う中にも、大好きな自転車での遠出の話、お祭りの話、カラオケの話、ダンスの話などでも盛り上がり、皆さん萎縮することなく、自由に楽しく語り合うことの出来る場所でした。
決して一人ではない、あなたはここで、確かに人と繋がっているよと、感じることのできる居場所であると感じました。
1階の部屋では、居場所カフェ コモリナも開催していました。
コモリナは、「ひきこもりのひきこもりによるひきこもりのための居場所」として、ひきこもりの当事者・元当事者たちが立ち上げました。2020年頃からひきこもり当事者が集まる居場所を様々な場所で開催していましたが、「いつでも同じ場所で当事者が集まれる場所があれば良いのに」と活動を続けていたところ、自分たちの想いを伝えると喜んで活用してほしいと言ってくれる空き家のオーナーと出会い、空き家物件を借りて居場所活動を始めることになり、居場所カフェコモリナが誕生しました。
お金のない中はじめた居場所は、立ち上げ時の窮地には、たくさんの地域の人々に支えられ助けられました。そのことで、地域との繋がりも意識するようになり、地域と繋がるために何ができるかも考えるようになりました。現在では、世田谷区ひきこもり等居場所事業補助金が出るようになり活用しています。
皆で話し合いを重ね、皆の都合を合わせて担当者が二人揃ったら開所、不定期でもなんでも、突然具合が悪くなったら休むこともOKの無理のない体制でオープンしました。ジモティーや知人から譲り受けた備品を集めながら場所を整えて行きました。安心安全であるように最低限のルールも決めました。
居場所を知ってもらうために、ひきこもり問題を考えてもらうために、地域の人と仲良くなるために、ブックカフェ、コモリナライブ、コモリナマルシェ、ピアサポートの色合いの強いイベント等々、様々なイベントを計画、実施しています。
今回の見学は、オープンハートの参加が主な目的であったため、1階のコモリナで利用者の皆さんがどのように過ごしているのかを見学することはできませんでしたが、当事者自身が考え話し合い決定し運営する居場所コモリナ、当事者の皆さんの強い想いを感じました。