味覚は変わる、大体薄味好みに(KOGADOの冒険ワークショップ vol.25 モチベーションで大いに落ち込むの巻)
編集長:
モチベを維持するのってかなり難しいというか、私の場合他人に依存してしまうな~と、ぼんやり考えました。
北川:
依存?
編集長:
周囲の人からの評価とか、接され方とかに左右されてしまうなあ、と。
私はクリエイターじゃないので、自分の内部から湧き出るモチベみたいなものがあまりなくて。
北川:
クリエイターさんがみんなそうかどうかわからんけどw まあ言わんとしてることはわかるかも。
編集長:
大切にされれば頑張れるし、そうじゃないなら頑張れなくなるというか(笑)ってなんかメンヘラっぽいですかね?
見返してやろう、とか、やってやろうとかあんまり思えないんですよね。
北川:
でもみんなだいたいそうなんじゃない?何らかの報酬が必要というか。
大人げない、のか
編集長:
周りの感情とかモチベに私も左右されてしまうのは、大人げないな、どうやったら自分のモチベって内から出る何かで上げられるんだろうな、とかぼんやり考えてました。
ちなみに、答えは出てないです。
北川:
それって、大人げないの?w 「自分の機嫌を自分で取る」みたいな、よくいうよね。そうなった方がいいって。
編集長:
そう。お姫様みたいに、無意識化でいつもみんなに機嫌を取ってもらいながら生きてきたのかも。と今気づいた。
北川:
大袈裟だなw
まあでも、すごいねって言ってもらえると、頑張るもんね。
編集長:
そうそう。すごいね、えらいね、さすがだね、って言われてスクスク育っちゃったようなので。
北川:
でもさ、「私、すごいんだ、うまくできてるんだ」って思い込みだったとしても、勘違いのままほんとに得意になっちゃう人もいるんじゃない?
編集長:
ですかね。 あと逆に、見切るのも早くなりますね、苦手なことを。向いてないんだな、他に向いてることがあるし、いっか。って褒めてもらえることだけ頑張ろうになる。
北川:
アドラーさんは、褒めると褒められるために頑張るようになるから、褒めちゃダメだって言ってたような。
クリエイターのモチベーション(再
北川:
例えばだけどさ、世界から自分以外の人が一人もいなくなったとして、百瀬さんとかはそれでも絵を描くのかな?無人島に一人きりになったら。誰かに見てもらうことのない絵を描くかな。評価という報酬がなかったとしても。
編集長:
うーん、ちょっとそれは状況が違う気はしますけど。
褒めると褒められるために~っていうのは、でもどんなことにも当てはめられますよね。お金がもらえたらお金のためだけに頑張る、とか。
そう思うと、人って想像以上に単純なんでしょうね。
北川:
たとえば、俺はランニングを趣味というか、せっせとしてるんだけど、たまに自己顕示欲でランニングしてるってのを自慢半分で言うけど、それがなくても、誰も見てなくても、走る気がする。
けど、それも、健康が得られるという報酬があるからだよね。あと自己満足。そういう自分であることへの。
編集長:
対価とか報酬がないものとかことってあんまりないですもんね。それを望んでなくても、結果的に手に入れるものはどんなことでもあるというか。
北川:
ボランティアとか社会貢献活動って、金銭的な報酬が必ずしも見合ったものではなかったりして、それでも参加する人が多いのは、自分の居場所ができるっていう報酬があるんだって、そんなことを言ってる人がいたな。全部が全部そうだということじゃないだろうけど。
編集長:
インセンティブのプライオリティが違うってことですよね
北川:
同じことをやるにしても、何を報酬と考えるかは違ってくるのかもね。けど、違ってもやっぱり報酬は報酬なのか。
編集長:
私の場合、お金ではなく承認欲求が先行して仕事しているのかもしれないですね、そう思うと。
北川:
それだけじゃないだろうけど、なにかいろいろ混ざってるんじゃない?
編集長:
この話、読んでて皆さん、面白いかな(笑)
なんか話してて落ち込むな(笑)
北川:
結構面白いけどw
モチベーションの「餌」となる報酬が、アクションによってもたらされるものだと、餌がないと動けない、動かないと餌が落ちてこないとなって、マイナススパイラルか、袋小路にハマることがあるかもしれない、
ただそこに居るだけで、大きなアクションとカロリーをかけなくても「餌」が落ちてくる環境を作る、見つけるということが効率的なのかもしれない。
効率って何だ?ってことでもあるけど。あでも、そういえば、ひろゆきさんが似たようなことを言ってた気がするな。
ちなみに、百瀬さんに聞いてみました。
北川:
百瀬さんは無人島に一人きりになって、時間がたくさんあったら、絵を描く?衣食住に困らないとしたら。
百瀬寿:
あーそうっすねー 描くかも
ただ僕は画家ではなくイラストレーターなので、人に見てもらえないとモチベが下がって、今ほど描きたいという気持ちはおきないでしょうね。
北川:
それでも描くかも、って感じるモチベーションって、どんなものだと思います? なんのため?
百瀬:
自分の中から出てくる創作意欲を吐き出すということでしょうね。
北川:
うまく描けると、もう単純に嬉しいとか?
百瀬:
そんな感じですかね~
だそうです。
私のことを言うと、経年でモチベーションの餌は変わった気もしています。
仕事でいうと、若い頃の私は、自己顕示欲と承認欲求1000%でしたが、今は……まあ今もですけどw なんかちょっとだけ減った気がします。環境適応したのかな。
わからん。
ということで、置きっぱなしにしておきます。
また来週。
※「KOGADOの冒険ワークショップ」では、レポーターでもある求道者(浪人改め)北川にやってもらいたいことを募集しています。
もちろん「読んでるよ」とか「私はこう思ったよ」とかの感想なども大喜び。
コメント欄、またはTwitterメンション、DM、またはユーザーサポートメールまでお寄せください。お待ちしてます。