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【本の紹介】外交戦
このnoteでは、本の内容をもとに、10個の学びと5つの行動にフォーカスして要点をお伝えします。
本を読む時間がなくても、重要な知識を効率よく吸収し、それを日常に取り入れられる形式でまとめました。
1つだけでも、あなたの新しい行動や思考のヒントになれば、嬉しいです!
こんな人にオススメ!
国際ニュースや外交問題の本質を理解したい人
日本の外交政策や安全保障について学びたい人
世界の覇権争いがどのように進んでいるか知りたい人
題材
『外交戦』
著者:高橋洋一
10個の学び
①軍事と貿易は切り離せない
国際関係では「軍事力」と「経済力」が密接に絡み合っています。NATOができたからこそ、EUが成立したように、安全保障と貿易はセットで考えることが大切です。
②自由貿易は経済を最大化する
自由貿易によって、国内で供給が不足しても輸入で補うことができ、強い分野では輸出を拡大できます。関税のない貿易は、双方にとって大きな利益があります。
③貿易赤字より経常収支が重要
貿易赤字は「輸入が輸出を上回る状態」を指しますが、経済成長時にはむしろ増えることが多いです。アメリカは長年貿易赤字ですが、海外からの投資とドルの国際的な地位によって、経済は強いままです。
④安全保障は「どうすれば脅かされるか」を考えること
何かが起こってから対応するのではなく、「どうすれば安全が脅かされるか」を事前に想定し、先手を打つという考え方です。
⑤国連は頼りにならない
国連は軍事力を持たず、安保理では常任理事国が「拒否権」を持つため、侵略戦争を止めることができません。各国は「国連+自国の防衛」の組み合わせで戦略を立てることが大切です。
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