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面接はゲーム!~3つの極意を押さえろ!~
はじめに
「面接で落ちたくない…」
「何を話せばいいかわからない…」
私も就職活動を始めたての大学生の頃は、そう思っていました。
そこで、私は100日以上面接練習をし、大手企業を含む5社以上の内定を貰い、転職活動でも内定を2社貰いました。
そんな悩みを抱えている人へ。
実は、面接は 「ゲーム」 であり、攻略法があると気づきました。
私自身、ゲーム性に気づいてから、面接まで進めばほぼ確実に通過をしてきました。
では、その秘訣とは何か?
それは 「面接を攻略する3つの極意」 を理解し、実践することです。
これを知れば、あなたも面接で勝てる人になれるはずです。
今回は、私が考える極意を知り、みなさんそれぞれの「あなた色」に染め、あなた自身の面接の勝ち筋を見つけていただきたいです!
面接を攻略する3つの極意
①逆算する
面接で話す内容は企業のビジョンや戦略から逆算して、作ります。
よくある間違い
☓「この会社に興味があります!」
☓「御社のビジョンに共感しました!」
このようなフワッとした言葉では、面接官の心には刺さりません。
では、どうするか?
答えは 「経験ベースで語る」 こと。
やること
・企業の IR資料・ビジョン・ミッション を徹底的に読む
・OB訪問や過去の採用実績や社員インタビューを調べる
・「この会社が求める人材はどんな人か?」 を考える
例えば、企業のビジョンに 「テクノロジーで世界を変える」 と書かれていたら、
☓「私はテクノロジーに興味があります!」(抽象的)
○「前職で〇〇というシステム開発に関わり、○○といった技術を用いて、〇〇といった成果を上げ、テクノロジーの可能性を実感しました。そこで得た知見を活かして、貴社の〇〇という技術を用いて、御社が行っている〇〇を実現させることに挑戦したいです。」(経験ベース)
つまり、 企業が求める人材像に、自分の経験をリンクさせる ことが大切です。
②匂わせる
面接では ビジョンやミッションのキーワードを「匂わせる」 のがコツです。
ただし、直接「共感しました」とは言いません。
面接官が求めているのは ファンではなく、「活躍できる人材」です。
例えば、企業のミッションの1つが 「顧客視点」だったとします。
☓「貴社の顧客視点の考え方に共感しました!」(浅い)
〇「前職でお客様のニーズを深掘りし、顧客視点を持って、〇〇という課題に対し、〇〇といった提案を行いました。この経験を貴社の業務である〇〇で活かせると考えています。」(経験ベース)
ポイント
企業のキーワードを使う(ただし不自然にならない程度に)
・「興味があります」「共感しました」と言うのではなく、 「過去の経験を踏まえて、なぜこの会社で働きたいのか」を伝える
・ファンのように語らない(企業は「応援してくれる人」ではなく「活躍する人」を採用したい)
面接官に 「この人、うちの考え方と合いそう」 と思わせることが重要です。
③会話する
面接は スピーチではなく、「会話」です。
多くの人が「暗記した文章をそのまま話す」ミスをしますが、これはNG。
面接官が求めているのは 「リアルなコミュニケーション」 です。
やること
・結論ファーストで話す(長々と話さない)
・自然な会話を意識する(面接官の反応を見ながら話す)
・質問に対して、シンプルに答える(余計なことを話さない)
例えば、
「あなたの強みは何ですか?」と聞かれたら、
× 「私の強みはコミュニケーション能力です。過去に〇〇の経験があり…」(長い)
〇 「私の強みは顧客の課題を的確にキャッチアップできるコミュニケーション能力です。」(簡潔)
長く話したい時は、「具体的にエピソードをお話ししてもよろしいでしょうか?」と伺う。
面接官が興味を持ったら、追加で質問してくれるので、 結論を短く話すのがコツ です。
嘘は絶対につくな!でも、解釈の工夫はOK
面接では、 「定量的な嘘」は絶対にバレます。
相手は面接のプロです。深掘りされたら、ボロが出ます。
また、証拠を求められたら終わります。
例①:「売上を3倍にしました!」(実際は1.2倍)
例②:「チームリーダーとして活躍しました!」(実際はサポート役だった)
例③:「過去にTOEIC900点を取りました!」(実際は取っていない)
こういった 数値や役職に関する嘘は、突っ込まれたら崩壊します。
しかし、 「定性的な話」は拡大解釈OK です。
例①:「売上を3倍にしました!」 → NG
「売上アップに貢献しました!」 → OK
例②:「チームリーダーとして活躍しました!」 → NG
「チームの成長を支える役割を担いました!」 → OK
例③:「過去にTOEIC900点を取りました!」→NG
「英語を話せます!」→OK
(英語が話せるかどうかは、基準がないので、ある程度できるなら良い)
大事なのは 「事実を捻じ曲げず、伝え方を工夫する」 こと。
自分が経験したことの 「本質」 を伝えれば問題ありません。
そして、ただ伝えるのではなく、「自分の経験をどのように活かせるか」が大切です。
最後に
面接は「運」ではなく、「攻略」できるものです。適切な準備と戦略を持てば、誰でも面接を突破できる確率は大きく上がります。
企業の求める人物像から逆算して話す
企業のミッションやビジョンを匂わせる
面接官とスピーチではなく、会話する
この3つを意識するだけで、あなたの面接の印象は大きく変わります。
そして、「嘘はつかずに、解釈の工夫をする」ことも重要です。事実を捻じ曲げるのではなく、伝え方を工夫し、面接官に「この人と一緒に働きたい」と思わせることができれば、結果はついてきます。
面接は「企業とのマッチングの場」です。受け身にならず、自分の強みを適切に伝え、相手が「求める人材」になれるよう、一緒に準備していきましょう!
今回の内容が、あなたの面接成功のきっかけになれば嬉しいです!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!