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「ゲット・アウト」を観たよ。

なにかホラー映画が観たいなと思って借りてきたんですよね。まぁ幽霊かお化け系がいいなーとも思ってたんですが。引いたら人間のホラーでした。そういうときもあるさ。

こんばんは、古閑です。羽多野渉オンリーショップに売ってたクッキーを食べながらキーボードを打ってます。普通に美味しい。

「ゲット・アウト」はジョーダン・ピール監督による2017年の米映画。肌のカラーにここまで注目しギリギリを攻めたホラー映画って珍しいんじゃないだろうか。まぁホラー苦手だからそこまでその畑を知らないんですが。

人間のホラー映画って、人間の可能性というか可動域というか、そういう限界が敷かれている中でのホラーなので割と怖がりには優しい。人間は逆さまになって浮きながら反復横飛びとかできないじゃないですか。そういう優しさはあるよね。そして超人的な身体能力や狂人の発想にも限界がある。

誰も初めから「人外」に襲われるとは思わない。自分を襲っているのが「人外」だと知ったその時なら思考停止にもなりそうなもんですが。
だから人間のホラー映画を観るときは、登場人物の判断の速さ・的確さに純粋に感心する。今回の場合は主人公の親友がそれでしたね。彼がいなければ、きっと主人公は疑惑を形にする前に死んでいた。

考え続ける奴が生き残る。けれどきっと私は恐怖を引き延ばすことが嫌なので、すぐに思考停止して殺されるでしょう。
その時はお化けにでもなってやりますか。お化けホラーの主人公はお化けなんですから。死後くらいは主人公にならせてくれ。

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