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映画「Whole Rider」を観たよ。

こんにちは、古閑です。
今日は映画の感想から。

作品は2002年のニュージーランド映画、ニキ・カーロ監督作「Whole Rider」(邦:クジラの島の少女)。
誇らしい伝説や女人禁制という伝統の間で生きる、部族長の孫である少女パイケアのお話。

前知識もなくお勧めされたわけでもなく、ふらっと入ってふっと目についたから手に取って借りてきました。グッジョブ自分。

あんまりつらつら書き連ねることができないんですが。
ひたすらに美しい、と思いました。美しさで泣ける。(「良い映画」が泣けるから良い映画とは思ってませんが、事実として私は泣きました)
パイケアの心も、勇気も、島も、自然も。鯨たちの描写もなんか、こう……(ろくろをまわすムーブ)「とても美しい絵画を瞬間瞬間でお預けくらっている」ような気分でした。(わかりづらいですね)
面倒くさい部族長のおじいちゃんの元で、こんなに勇気を折られずにいることもすごい。あと頑固さは血だなって思いました。
休みの日の昼間とかに観るのがいいかもしれません。とりあえず感想はこんな感じで。

この映画に限った話ではないんですが、感想を文字にするって結構難しい。観ている時は涙ぼろぼろだったり、ゲラゲラ笑ったりするし、何なら数日引きずったりしてるんだけど、「ここがよかった」とかっていう感想が出てこなくなっちゃうんだよね。他人にお勧めしたいと思っても「wiki読んでも読まなくてもいいから、まずは観てくれ」ってなる。そして相手からの感想を受けて「そーそー、それ!」って返せるようになる。駄目だなぁ。

映画に限った話でもなくなるんですが、海が好きです。
母なる海で、生命のスープ、簡単に私達を殺すことができる場所で、いかようにも姿を変え、その偉大さを感じると涙が出てくる。
実は新入社員研修で海辺に行ったんですが、夕方に終わり現地解散で。県内では結構辺鄙な場所なので、恐らく全員帰宅したと思われるんですが、「海辺に来たのに海を見ないなんて嘘だ!」と急遽ホテルを取り、砂浜で朝日を拝み水族館まで堪能しました。

そん時の写真です。いやぁ、美しかった。
途切れることのない音。太陽の煌めきを波に乗せてくる。こんなにも人を感動させるのに海は「そんなの知らない。私は私であるだけ」というように感じます。美しい。その勝手さも好きです。遍く自然とはかくあるものですが、海は一等好きですね。アクア団に入団したいです。

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