「ニュー・シネマ・パラダイス」を観たよ。

 こんにちは、長いGWが終わり世間と入れ替わりに休みを頂けました。古閑です。いやぁ長かった。長いよマジで。来年のGWが既に怖いです。

 さて表題。『ニュー・シネマ・パラダイス』(伊: Nuovo Cinema Paradiso)。これが初めてではないんだけど、仕事の区切りがついて、ふと思いついてレンタルしてきました。
 事務所の白い壁にぽっかり空いた窓から、となりのテニスコートで青空の下テニスに勤しむ人々。気持ちよさそうな光景を見て、ふっと頭に浮かんだBGMがエンリコ・モリコーネの「~初恋~愛のテーマ」だった。

 1988年のイタリア映画で、監督はジュゼッペ・トルナトーレ。「映画」を主軸として、ひたすら優しい暖かい時間が流れる。それはもちろんこの音楽の力もあると信じている。

 トルナトーレ監督の作品ってこれしか観たことないって勝手に思ってたんだけど他にもあったわ。「鑑定士と顔のない依頼人 La migliore offerta (2013)」これはまた雰囲気の違う映画なんだけど、まさか同じ監督だったとは。そして音楽も同じ人だったとは。その当時は映画とか全然しらなくて、単にパイレーツ・オブ・カリビアンを中学校とかで観て、そういえばバルボッサ(演:ジェフェリー・ラッシュ)が好きだったから観たんだよね。基本的に海外イケメンおじさん俳優はジェフェリーとか、ジャック・ペランみたいに哀愁漂うふっくらした方が好きだ。

 でも確かに静かで、物語が線とか糸のようなものだとしたら、うねんうねん動いているようには見えないのに確実に変化が衝撃を連れてくるような雰囲気が一致していると思う。数年越しにアハ体験をした。
 さらにアハ体験がもう一つ。かつて「ニュー・シネマ・パラダイス」を観た時には制作背景を調べたりとかしてなかったんだけど、この中年版主人公サルヴァトーレを演じたジャック・ペラン。どっかで聞いた名前だなーと思ってたら、「オーシャンズ」の監督だった。おいおい、円盤持ってるよ!って思った。映画を観るときはその背景とかも調べると枝葉が広がるなぁ。


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