『サスティナブル・アーカイブ・ギャラリーあまのがわ』をNPO法人が開発。低価格で持続可能なデジタルアーカイブを実現
NPO法人地域資料デジタル化研究会(理事長 小林是綱)(以下「デジ研」)は、低価格で持続可能なデジタルアーカイブ『サスティナブル・アーカイブ・ギャラリーあまのがわ』を開発。第一弾として『関本家資料デジタルアーカイブ』とともに、7月23日に公開しました。
あまのがわは、デジタルアーカイブの本体をマスターとなるデジタルデータとその目録情報とし、ウェブサイトは共有のための手段と捉えています。アーカイブ対象となるすべてのページを静的なHTMLファイルで書き出すことで、安価なレンタルサーバ上でも閲覧可能で、パソコンのハードディスクやUSBメモリの中に保存した状態でも閲覧ができます。
令和4年に改定された博物館法により博物館資料のデジタルアーカイブの作成と公開が博物館の事業として位置付けられましたが、規模の小さな博物館や資料館では予算の厳しいなか従来型のデジタルアーカイブシステムの導入は初期費用も月々にかかる費用も捻出が難しいのが現状。しかも特定のデジタルアーカイブシステムを導入するとサーバの移転なども難しい。
デジ研ではこのスタイルを普及するためのセミナー等を開くとともに、博物館や資料館、図書館に加え老舗企業の創業時からの写真アルバムや観光地の今昔がわかるデジタルアーカイブづくりに取り組みたいとのことです。
お問い合わせは、ホームページのお問い合わせページまたは電子メール office@digi-ken.org
または
090-2491-4085 まで。
サスティナブル・アーカイブ・ギャラリーあまのがわ
関本家資料デジタルアーカイブ