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アボカド食べたら、草木染め。

アボカド染め。
アボカドを食べたら皮と種をキレイに洗い保存しておく…染め物を始めてからこれが習慣になってしまった。(笑)
今回は大きめのトートバッグを2枚染めるのにアボカド6個分の皮と種を使用した。(大小個体差があるが…)アボカドは何度か挑戦しているが、保存しておいたものより、食べた後直後のものを使用する方が色が出る気がする。さらに個体差があるみたいで、刻んだときにすぐに変色していくものの方が色が出る。

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たっぷりの水(3ℓ)にアボカドをいれ沸騰させる。沸騰したら中火にしてクツクツ20分。途中でかき混ぜながら…

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火を止め空気を含ませる。(別鍋を利用し、液を行ったり来たりしながら…)
面白い!見る見るうちに色が変色していく!
色を見ながら濃くしたいときは重曹を入れ調整する(約10g)(重曹はあまり入れるとくすんだ色味になるので注意!)

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最後にアボカドの皮と種と丁寧に取り除く。(染める際、このゴミが布に付着するとムラの原因になる)これで染める液は完成!

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別の鍋(バケツ)に媒染液を作る。水(3ℓ):ミョウバン(10g)
水では溶けないので、お湯少量でミョウバンを溶かしてから水に混ぜる。
【媒染液:草木染めでは繊維と色素を結びつける役割をする、媒染という工程が必要となります。 ミョウバンなどの金属塩を媒染剤として使います。】

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さて!いよいよ染めるのだが…
今回染める布は厚手のトートバッグ。しっかり染めるために前処理、前処理!
まず、布についている糊やゴミを落とすため中性洗剤とぬるま湯で洗い、次に熱湯&濃染剤(ディスポン)を使い前処理をした。

前処理をした布に軽く水を潜らせてから、アボカド液にドボン。布を広げながら染めていきます。10分ほど染めたら、水洗いをして軽く絞り、次は媒染液に10分浸け水洗い。色の染まり具合を見ながらこれを繰り返します。最後は必ず「染織」で終了。
染織 → 水洗い → 媒染液 → 水洗い → 染織

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右が1回目の染織&媒染をしたもの。左が2回目の染織が終わったもの

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染織が完了したら、脱水をかけ数日陰干しに。
2枚のトートバッグ。同時に染めていても、染めた順番で色の入り具合が変わる!これがまた面白い♡ ピンクと言うよりレンガ色に近いかも。(写真は濡れているので、より一層レンガ色!笑)

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数日し色が定着したら、最後にもう一度水洗いをして完成!!!
レンガ色と思っていたけど、乾いたらちゃんとピンク(落ち着いたサーモンピンク?)になりました!!

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次回はこのバッグに型抜染で模様をつけていきます〜!





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