ブレブレじゃないか。_ベネデッタ
所々
#ネタバレ
あります。
すごい苦手なタイプの女性だなー
と思って観ていた。
生きた時代もあるし、そもそも修道女のお話であるから(本人や周りはそう思っていなくても)強い制限の中で生活して強い立場になりたいならそうしなくちゃいけなかったのか?
幼少期の奇跡のような出来事のせいで変な使命感を持ちつつもブレブレな女性ベネデッタのお話。
さすがに子供の頃に親からもらった木彫りのキリストを・・・それはまず怒ってくれよ
トゲ無きよう・・ってそりゃないぜ
恐らくどこかで信仰心もそこまでなくて、でも特に愛する女性と一緒に過ごしたい訳でもなく悪魔に取り憑かれたようになるし
最終的には推しを選んだベネデッタ。てかバルトロメアを愛してないよね、性欲をただ満たす味方になってくれる人だよねありゃあ。
バルトロメアも羊飼いの娘じゃなければ・・ねえ。あれヤギだったっけ。
多分自分のメンツしか考えてなくて、目の前に起きた災難をとりあえず自分だけ逃れようとしている感じ。それが割とバレバレでブレブレで。
私が観ながら「苦手なタイプだなー」と思ったのはベネデッタのそういうところ。
ペストから街を救った云々説明があったけどそれはもう奇跡じゃなくて偶然。
戻った教会では良い扱いは勿論受けてなかったみたいだけど。
だから、私にとっては良い終わり方だったかな。
日本人で特別な信仰を持たない私にとっては、このスキャンダラスなストーリーに何も重みを感じなかったりするんだけど、やはり信仰の強い国や地域では捉え方が違うんだろうなあ。
ベネデッタやバルトロメアの性的なシーンや拷問を受けているシーンなんかは、これって作り手の趣味だよね?!と感じ
観終えた後は、もう修道院、修道女、レズビアン、ベネデッタがブロンド、バルトロメアがユダヤ系ってのももうこれは何かのフェチに訴えかけているんじゃないかと。
多分そうですよね。監督がそういう感じですよね。ですよね。