【花】がビジネスやったら、超繁盛するやろな。と思ったについて。
「面白くて眠れなくなる植物学」という本を読んでいて
これってマーケティングの考え方やん!?
ということに気づいたので、メモ。
では、花たちは何のために咲いているのでしょうか。
まず植物の花たちの基本戦略は下記の流れです。
花を咲かせて飛ぶ虫を呼ぶ
そいつらに花粉をくっつける
そのまま飛び回ることで受粉を狙う
植物は、動くことができないので
動ける虫に働いてもらっています。
基本の戦略は上記ですが、
「花」の種類によって細かい戦略があるようです。
黄色い花の戦略
黄色い花といえば、ナノハナや、タンポポなどが挙げられます。
実は、黄色い花というのは、「アブ」が好む色です。
黄色い花の戦略としては、
花粉を運ぶ虫=アブ
ということになります。
しかし
というのが問題点です。
なぜなら、受粉はどんな種類の花でもいいわけではなく
ナノハナならナノハナ、タンポポならタンポポに行って欲しいのです。
アブは賢くないので、手当たり次第、そこら辺の黄色い花めがけて突進していってしまいます。すると、植物としては困ったものです。
そこで、黄色い花たちがとった戦略というのが
というものです。
同じところにいっぱい集まって咲いていたら
少し遠くのところにアブが飛んでいく必要がありません。
また、別の種類の花に行くことも少なくなります。
でも、
と思われるかもしれません。
しかし、花たちはマーケティングの基本に沿って進化してきたのです。
【マーケティングの超基本】
何を提供するか(価値)
誰に提供するか(対象)
どのように提供するか(販促)
これを、先ほどの黄色い花に当てはめて考えてみましょう。
何を提供するか=黄色い花、蜜。
誰に提供するか=黄色い花が好きな頭悪いアブ
どのように提供するか=アブは頭が悪いので、まとまって咲く
簡潔にまとめると
自分の価値をまず認識します。
その次に、ターゲットとなる人を見つけます。
そのターゲットの特徴から、
どんなふうに提供するかを決めたというような感じです。
かなりシンプルに聞こえますが
かなり理にかなってることがわかると思います。
ここから学べること
このケースから学べることは
どんな人がターゲットなのか深掘りする
という点が超大事だということです。
黄色い花たちは、アブがどんなやつなのかを知っていました。
だからこそ、適切な戦略が取れたのです。
この考え方はビジネスにおいてとても重要な考え方ですね。
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