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161 駆け引きと狙い
「これは、想定外が過ぎるね」
スカーレットが強者である事はなんとなく分かっていたが流石にこれほどまでの実力者だとヒボンでは判断しきれなかった。
後頭部をポリポリと掻いて自分の番での立ち回りを想定してはみるものの勝ち筋はあるのか微妙な所だ。相手の情報が当然ながら少なすぎる。
「次は僕かぁ、不安になってきたな」
ヒボンは引きつった顔で自信なさげに空笑いしているところへ向けてリリアが左右の拳を胸の前でぐっと握りこんで声援を送る。
「ヒボン先輩、頑張ってくださいね!」
リリアのキラキラした純粋に応援してくる瞳で応援されるとがんばるしかない。というよりも実際に本当に力が漲るような気がしてくるのだからなんとも不思議な体感であった。
「あ、あー、まぁ出来る限りは、ね」
謙遜するようにそう答えたヒボンの元へヌッと大きな影がかかる。
「ヒボン」
珍しくウェルジアがヒボンへと近寄り声を掛けてきた。
「あれ、ウェルジア君? どうしたんだい?」
ヒボンは思慮深く聞き耳を立て、意識を研ぎ澄ませる。ウェルジアはあまり口数の多い方ではないが、こうしてわざわざ話しかけてくれるという事は何かしら彼の勘が働いているのだろう。
仲間の感覚をヒボンは軽視しない、それが例え根拠のないものだろうと自分が上に登り詰めるためにはどんな意見でも取り入れ貪欲に自分を成長させる必要がある。
力がないなら知恵を使って戦うというのが彼の信条なのだ。不確実な情報であろうとそれがどのような一手に繋がるかなど誰にも分からない。
「次の相手だが」
言葉を選ぶように咀嚼しつつ伝えようとしてくれているのが分かる。普段の態度はとっつきにくいものがあるが本質的には彼はとても優しい人物なのではないかと最近はヒボンも思い始めていた。
「エナリア会長さん?」
「ああ、今目の前で起きた戦いを意識しすぎない方がいい、気がする」
「どういうこと、かな?」
その意図を汲み取るように脳内で思考、吟味しつつ返答した。
「次の戦いは目の前で起きた事、この場の者達に焼き付いたイメージを利用するような戦略を取ってくるぞ」
「一戦目を利用?」
「ああ、相手は剣を持っているようだが、明らかに持ち慣れていない。つまりはそういうことだ」
エナリアに気付かれないように視線を向けるがヒボンには彼女が剣を持ち慣れていないようには見えない。
「へぇ、持っているだけでそんなことまで分かるもんなのかい?」
「ああ、分かる」
「了解」
ウェルジアの読みが正しければ、本命の武器で圧倒したスカーレットのように開始から全力で攻めてくるつもりでいる。とそう思わせることがエナリアの目的であり策がある可能性に気を付けろということだろう。
「つまり、彼女の本命の武器は他にあると考えている?」
「それもあるが、ヒボン。お前相手なら慣れていない武器でも不足ないと思われている」
先ほどの自分の予想とは異なる回答をもらい思わずがっくりと首をもたげる。
「ああ、そういうこと。そりゃ西部でも実力ある生徒であるフェリシアさんが直前に一撃じゃ無理もないよなぁ」
ウェルジアの側でリリアが変わらずガッツポーズで声援をくれる。
「ひ、ヒボン先輩、落ち込まないでくださいね」
「はは、優しいねリリアさんは、でも大丈夫」
ウェルジアへとニカっと笑いかけたヒボンは右腕のうっすらな力こぶを左の手のひらで思い切り叩いた。
パチィンと乾いた音が響き、広場の全員がヒボンへと一斉に視線を向け意識を奪われる。
「何か考えがあるのか?」
「まぁ見ててくれ。今回はそもそも彼女に勝つことが目的じゃないから、とはいえチャンスがあれば勝利は狙うよ」
ヒボンがエナリアの待つ広場の中央へとテクテクと向かう。そもそも直接戦うことが決して得意ではない人間だ。緊張が指先にまで伝わるがそれを押し殺すように力を込める。
「いやはや余裕ですね。エナリア会長は衆目に晒されるのも慣れていらっしゃるようで」
「どういう意味かしら?」
開始前の舌戦で小手調べとでもいうようにヒボンが口撃を仕掛ける。
「これだけ注目される中、わざわざ使い慣れていない剣で戦ってくださるというのですから」
ピクリとわずかにエナリアが眉をひそめた事をヒボンは見逃さない。カマをかけるつもりでウェルジアの予想を利用したが反応は十分だ。
(ウェルジアくんの読みは概ね正解というところか)
「……そうですわね。ヒボンさんの話を聞いて私も少しは剣に慣れておこうと思いまして」
エナリアは隠そうともせず、剣をくるくると回して剣先をヒボンへと向ける。
「僕相手では全力は必要ないということでしょうか?」
「ふふ、それはどうでしょう? 少なくとも私は相手を侮るようなことはいたしませんわ」
彼女の言葉にはおそらく嘘偽りはないだろう。よくも悪くも実直な人柄である事、そして相当に場慣れしている事が窺える。
少しでも心乱れてくれればと思ったがその考えはやはり甘かったようだった。
「それではルールは一つ、今回はスカーレットさんかうちの三戦目のウェルジアくんのどちらかが止めた場合にすぐに戦闘行動を中止すること。もしくはどちらかの降参宣言で終了ということで問題ありませんか?」
「ええ、構いませんわ」
代理で開始の合図を行うスカーレットへ目配せを行うと彼女はスゥと大きく息を吸った。
「それでは遠征交流模擬戦、第二戦目、開始!!」
鋭い声が響き渡り互いに視線をぶつけ合う。
「では、お手並み拝見と参りますわ!! ヒボンさん」
「どうぞお手柔らかに!!」
第一戦目の鮮烈なシーンが目に焼き付いている生徒達は先ほどとは異なる非常に静かな立ち上がりに息を呑む。
両者ともに相手の出方を見定めるようにじりじりと細かく足元の位置を整え距離感を測っている。
緊張感に耐えられずヒボンが軽く息を吸うその瞬間をエナリアは見逃さずに攻め込んだ。
「やぁああああああ」
確かに目の前でその剣筋を見れば分かる。エナリアの剣閃はウェルジアの予想通り凡庸なもので日頃、彼の剣を間近で見慣れていたせいか無駄のない動きでかわせる。
見慣れているとはいいつつ実際は無断で彼の素振りを遠目にみていただけなのだが、こんな所でそれが役に立つとは思わなかった。
目が慣れているというだけではあるがそれがこれほどのアドバンテージになるものなのかと、何でもどこかで繋がるものだなと思わずヒボンに笑いが込み上げる。
「やりますわね」
「いえいえ、使い慣れていないとはいえ大分サマになっていると思います」
それとなく挑発してみるがエナリアはそれでも動揺する様子など微塵もなく言い放つ。
「ありがとう。それじゃぁ、少し飛ばしていきますわね」
「まぁそうだろうとは思いました、よっ!!」
振り切られた剣を飛び交わしてエナリアの上空をひらりと越えていく。バサバサと制服の上着が風を含んで激しく音を鳴らす。
「なかなか身軽ですのね」
「僕の限界ギリギリのアクションです」
ヒボンが機を窺っている事は分かる。しかし、エナリアにはその狙いが何なのかまでは読み取れない。
彼はこれまであまり表立って目立つような生徒ではなかった。その為、東部生徒会でもまるでマークをしていなかった西部の生徒であり、現状あまりにも彼に関しての情報が少ない。
「そこまでの余裕を漂わせて限界なはずはないでしょう?」
「いえ、正真正銘、これが僕の『今の身体能力』の限界なんで」
「ということであれば、これならどうかしら?」
「……!?」
瞬間、エナリアは独特の構えを取った。剣を握る手を引き構え、左手の人差し指をヒボンへと向ける。
「ん、なんだ? あの構え」
咄嗟にヒボンの背後から声が飛んでくる。
「左へ飛べ!!」
ヒボンはその声に迷わず左へと飛びだした直後、身体の側面を通過する物体があった。
剣が真っすぐに構えた右手から突き出すように射出されたのだ。
「ひぇっ!? 投剣!?」
剣先から胴体に繋がる一筋の線。そこに乱れなく飛んできた事で即座に距離感が測れなかった。想像以上に鋭く真っすぐに突き出された剣は瞬く間に背後の地面に落下してカランカランと辺りへと響く音が拡散する。
ウェルジアの一声がなければ今ので終わっていただろう。
ヒボンは冷や汗をかいて後ろへと飛んでいった剣を見つめ冷や汗をかいた。決してエナリアを侮ってなどはいなかったが、こんな戦略幅のある戦い方をするのかと驚愕の中で脳内を整理していた。
そもそも東部生徒会長であるエナリアの単独戦闘に関する情報が西部にはほとんどないのだ。
唯一、生徒会長同士の直接対決が昨年のイウェストであったらしいがその様子をヒボンは当時別の戦場で立ち回っていた為、この目で見ていない。
その時期の話題や会話の記憶をなんとか掘り起こしていく。
今年のイウェストがなかった事で東側の生徒達が成長した現在がどうなっているのか情報が足りない。
勿論それは相手側としても同じことではあるが、この場においては明らかな実力者相手にはヒボンとしては致命的な状況だ。
一年生で生徒会の座を奪ったエナリアの事はここ西部にも伝わっている。
前回の東西模擬戦闘訓練、イウェストでは西部の面々が東部の生徒会の行動をことごとく封殺して西部は勝利を得ているが、思考を修正する中で嫌な感覚がヒボンの脳内に紛れ込む。
(待てよ、もし前回のイウェストでエナリアさん率いる生徒会が更に先を見据えていて、自分たちが生徒会の座を奪取した後のイウェストすらも何らかの検証に利用してその時の勝敗を捨てていたのだとしたら?)
地面に落下した剣から即座に視線を切る。
(僕もまだまだ浅かったね。ここまでとは、誤算が続くよ~、突発的なただの遠征先での交流戦だよ? このイベントの提案すらも彼女の計算のうちなのかもしれないじゃないか)
「けど、武器を投げた今の彼女は素手。ならようやく僕の反撃チャンスでもある」
ヒボンは武器を手放したエナリアと距離を詰めるべく、足に力を込めて振り向いた。がそこに迫る気配に背筋がぞわりと逆立った。
「一手、判断が遅かったですわね」
エナリアが距離を詰めに動き始めていた。
「マジか? 避けられる前提!?」
「最初に言ったはずですわ。私は貴方の事をこれっぽっちも侮ってはおりませんことよ」
エナリアが眼前へと迫る。投げつけた剣を追うようにヒボンとの距離を詰めに来ていたのだ。
「近接する手間が省けたよ!」
ヒボンは苦し紛れに言い放ちここぞとばかりに迎撃の体勢に入ったが、次のエナリアの攻撃までは予測できるはずがなかった。
「それはよかったですわ!」
「へ??」
制服のスカートからチラリと除く左右の太ももの外側に装着されていた何かをエナリアは素早く引き抜いた。
「棒??」
ヒボンの脳内が次の展開を予測し危機を感じ取ってフル回転する。
「なんですかそりゃあ!!」
「これが私の本命、ですわ!!」
「そんな隠し方ある!? 本命は長物!?」
「あとちょっと殿方の皆様へのサービスですわ」
「どうせなら勝利をサービスしてもらっても?」
「あら、つれないこと」
左右二本ずつ取り出した棒を器用にヒボンの目の前で瞬時に組み上げエナリアは穂先のない槍もとい長い棒をクルクルと回しながらヒボンを射程範囲に捉える。
「もらいましたわヒボンさん!!」
「くっそ……」
繰り出された棒の横薙ぎがヒボン襲うがその軌道が途中で止められる。
「!?」
「なーんちゃって」
靴の裏で棒を止めたヒボンは楽しそうに言いながらその棒を蹴り上げる。
「なっ」
「本命を隠していたのはエナリアさんだけではないんですよねー!!」
そう言って裾を捲り上げた。
「まさか似たようなところに隠しているとは思いませんでしたね」
「それは足甲刃!?」
「ご存じでしたか、流石です! それ!!」
ぐるりと軸足を中心に一回りして後ろ蹴りを繰り出した。
「くっ」
棒で防ぎはしたものの腕のみで耐えるには厳しい威力の蹴撃に逆らわず、蹴りの威力を受けた側の手を棒から離してその衝撃をいなした。右手だけで掴んでいる棒は大きく遠心力を受けて周り、エナリア自身も流れのままに身体ごと回転する。
「判断と対処が早いなぁ」
ヒボンとて何手も先を想定していたが、一つ一つの対処が自分の想像とは違っていて最早、その場でのアドリブ対応をするしかない。
自分の考えた対応手段よりも更にエナリアは無駄がなく、次の対処を行える態勢になれるように動いている。
「これが東部の生徒会長か、次やるときはもう勝てないかもな」
そういうとヒボンは棒を手放したエナリアが両手に棒を持ち、次の動きが取れる状態になるまでの隙を逃さず動きを押さえに行くべく足払いを繰り出した。
タイミングとしてはこれ以上なく、彼女の足を刈れるはずだった。
「ここで他の手なら、やられてましたわね」
エナリアはそういうと自分の足元を狙う攻撃をひらりとひねりを加えて飛び交わしつつ自身の頭に装着していた何かを外して棒の先に取り付けた。
ヒュンヒュンと風を切る音が耳に届き器用に取り回され鋭利な髪飾りを取りつけられ槍となった武器に開いた口が塞がらない。
「うっそでしょ!? なにそれ!? 髪留めが槍先になるとか何その発想、、、」
棒に取り付けられた槍先が自分の眼前に迫っていた。
「決まり手、ですわね」
「これは、参り、ました」
ヒボンは素直に降参して白旗を上げた。
座り込んで溜息を吐くも、最低限の目的は果たせた。つまり東部の生徒会長を相手にいい勝負をしたという印象、イメージだ。
この場にいる者である程度の技量がある者であればエナリアの方が上手である事はすぐに分かるだろうが、大半はそうではない。だから東部学園都市の生徒会長であるエナリア相手に健闘したという結果があればいい。
もちろん勝てるに越したことはなかったわけだが、そこは仕方がないことだった。
すぐさま降参する事で自分にも余力はあるが今回はここまでにしましょう、という状況としても見せられているという目算があった。
「どうぞ」
座り込んだヒボンにエナリアは手を差し伸べる。
「ありがとうございます。やはり付け焼刃の足甲刃では歯が立ちませんか」
「意表は突かれましたわ、私がこれまでに足甲刃との戦いにとても慣れていたことや足元への攻撃を受けて敗れた過去の経験がなければ、負けていたのは私かもしれませんもの」
クスクスとエナリアはこれまでの自分の経験が繋がっていた事に面白さを感じているようだった。
ヒボンもそれは同じような事を感じていたので思わずつられて笑った。
「はは、積み重ねた経験がものを言ったというところですかね」
「けど、最後の攻撃はまだ対処する術があったのではありませんか?」
「え、わかるものなんですか?」
「足甲刃の時の動きで柔軟性が高い方である事は見て取れましたもの、であれば何かしらの対策が取れたのではという予想に過ぎませんわ」
この人はどこまで、とヒボンは苦笑いする。生徒会長になる器というのがティルスやエナリアを見ていると本当によくわかる。
自分では本当に遠い距離のある立場であると再認識する。でもだからこそ、手を伸ばしたくもなる。
「いやぁ、何から何まで完敗ですねこれは」
「貴方に別に目的があったことは見え見えですもの、つまりそれが達成されたということですわね」
「そこまで分かっていたなら華を持たせてくれてもよかったんですよ?」
エナリアはクスクスと笑ってペロリと舌を出した。
「そこは私も負ける姿を見せられないという事情がありますもの、ごめんなさい」
戦いの時とは異なるその可愛げのある姿に思わず見とれつつで思わず本心が出る。
「生徒会長になる人ってのはほんと凄い人ばかりですね。でも、自分がどうなる必要があるかが学べました。ありがとうございます」
ヒボンは立ち上がり宣言した。
「第二戦目は東部、エナリアさんの勝利です」
西部からはブーイングが上がり、東部では歓声が上がる。
声の狭間にいる二人はそれぞれの背後に受ける声に応えて手を振る。
「ヒボン先輩、凄かったですー!!」
リリアが遠くからそう言ってくれる言葉が届く。
「どうも。さて、ここまでは予定外な事もあったけど、概ねイメージ通りの印象は作れたかな、はぁー心臓に悪いったらない」
左胸を押さえて呼吸を整えつつチラリと目配せした。
「後は、ウェルジア君、頼むよ」
ヒボンが祈るようにウェルジアを眺めると既に彼の視線は相手へと向いている。
「うん、心配なさそうだね」
ヒボンの想定としてはフェリシアで一勝、自分で一敗という見積もりであったが既に東部に2タテを食らった形になる。
ウェルジアの強さも並ではないのは分かっているものの、相手は英雄の孫という肩書きのある未知数な相手だ。情報もやはりというかほとんどない。
「とりあえず二敗は確定だし、これを起爆剤に遠征に緊張感を持たせていくしかないかなぁ」
ヒボンは気持ちを切り替えて高らかに声を上げる。
「それでは次の二人は広場の中央へ」
二人の剣使いが広場の中央へと歩いてゆっくりと向かうのだった。
つづく
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