パワーアップ!サーボ弁用信号変換器
自動車や製鉄などプレスや圧延、振動試験機などに使われている油圧サーボ弁。それを動かす当社のアンプ類は制御電流100mA出力までが標準品でした。
製鋼向けに200mA仕様のサーボ弁があるそうで、信号変換器KVIの標準品を改造して納品したのが1年前。200mAでは電流で電子部品が過熱するため、放熱方法に試行錯誤しました。
そして、再設計、環境評価など行って200mA出力まで標準品にできました。
信号変換器とは、電圧信号を別の種類の電圧信号や電流信号にするものです。
KVI200mAモデルは、電圧信号(例えば±10V)を電流信号(±200mA)へ変換します。
サーボ弁で荷重制御や圧力制御を行う際に高速応答しなければなりませんが、市販のデジタル信号変換器ではA/D、D/A変換の僅かな時間的ロスで制御が成り立たなくなる場合があります。また一般の信号変換器にはサーボ弁に必要なディザ(リップル信号)がありません。
KVIはサーボ弁に必要な性能が備わっており、さらに200mAのサーボ弁にも対応できました。ユーザ様の声を反映できて嬉しい限りです。
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