該非判定の勉強
工苑が製造している油圧用アンプを、国外の日系企業の工場で使うために輸出する会社があります。そして輸出のための資料として「該非判定書」を求められることがあるので、新たに作成できる社員育成のため勉強会を行いました。
まずは通常販売している製品についての仕様の確認、どのような用途で使われるか、などのおさらい。
製品だけなら輸出令、ソフトウェアや設計図などは外為令によって「項目別対比表」の項目を洗い出して、それぞれ作成する手順を説明していきました。両者の違いはソフトウェアの入ったCD-ROMを例に説明しました。
標準的な製品はあらかじめ項目別対比表を作成してあるので、あとは該非判定書の記載内容の確認を行いました。
むずかしいというか、めんどうなのは特注品で、仕様の確認が大変です。
最近は輸出も厳しくなっているので、輸出先の国やエンドユーザ(会社)のチェックなども説明しました。
ホビー向け商品も軍事転用される時代ですから難しいですね。