1945年8月14日朝日新聞社説
敵の非道を撃つ
敵米英の鬼畜行為は従来いろいろな方面から報じられ、彼らが人道主義や文明の側面に隠れて飽くなき暴虐の限りを尽くしていることを○○しているが、今回また広島並びに長崎の空襲において原子爆弾を使用して無辜の我が民衆を殺戮する残虐性を世界に向けて公示した。敵のこの行為は日本との戦において彼らの損害の莫大なるに〇を感じ、短期に戦を終了せんとする焦慮の結果、その手段を選ばず窮余の一策として遂行したものに外ならないが、現在の情勢下、世界各国はしばらくはこのアメリカの残虐を見て見ぬふりをしているとしても、この非人道的武器の使用について非難ン声もきかれないではない。
われら〇の日本人としては、勿論敵アメリカのゆるすべからざる行為に対しては心魂に徹する憤激をいだくものであるが、しかし徒に非人道呼ばわりしたところで、彼らは自らの耳をふさぎ、また耳に入ったとしても彼らが本質的に何等の痛痒も感じない人種であることを〇へは、ただこれに対しては報復の一〇あるのみである。
少数機で相当の被害を被ったと報じられている通り、この原子爆弾は相当の威力を持つものに違いない。しかしながらすべて新兵器は最初の内は威力を発揮してもやがてその対策の樹立されるに及んで、その威力をとみに考察されることは従来の事実がこれを証明している。その速度が問題だがわれら------------------------略------------------------------------------------------
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アメリカ人の残虐性は戦後80年が過ぎようとしているが変わっていない。
アメリカの田舎町リッチランドの住民の9割が原爆投下は正しかったと思っている。原爆の非人道性を知っていっているので、原爆投下を誇るという人は精神に異常がある人たちとしか思えません。