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はじめてのKOEL|KOELができるまで #4

こんにちは、暑いとアイスが捗ってしまうKOELの池田です。

今回は2020年4月に新メンバー3名を迎えるにあたって実施された、オンライン・オンボーディングについて。
船などに”乗っていること”を意味する”on-board”に由来する、オンボーディング。新しく入ってきたメンバーが、早期に活躍出来るよう組織として支援することです。
時系列としては「チームの根っこを考える」が終わってすぐのできたてほやほや、新生KOELとしては初めてのオンボーディングでした。

新メンバー側として、どんなオンボーディングを受けて、どう思ったのか?赤裸々に記します。
私は社内の他部署からKOELに来たのですが、一度もリアルに顔を合わせず、仕事を進めていかなくてはならない状況は初めてでした。
コロナ対策により、フルリモートで新しい職場に行くなんて想像だにしていなかったので、馴染めるのか?ちゃんと仕事出来るのか?などなど不安だらけ・・・

勤務開始数日前|slackに参加

KOELでの勤務開始数日前に、warming-upというslackのチャンネルに招待されました。新メンバーとの連絡用で、既存メンバーも全員入っています。

恥ずかしながら前の職場ではslackを使ったことがなく、不慣れだったため使い方に関しては少し戸惑いました。
が、出社していなくてもここで繋がっているという認識のお陰か、安心感がありました。warming-upというチャンネルの名前も違和感なく、すっと入りやすいと感じたのを覚えています。

このチャンネルで「4月からお世話になります。よろしくお願いします!」と言うと、既存メンバーから一斉に心優しいリアクション(クラッカーとか)があるんですが、発言のタイミングを逸して悶々としていたことは、ここには書きません。

KOEL初日|キックオフ

zoomとmiroを併用して行われた初日のキックオフ、アジェンダはこちら。

・代表挨拶
・メンバー自己紹介
・KOELについて
・MVV / ロゴの紹介
・今年度の方針
・PJ一覧紹介
・総括系
・Ritual
・コミュニケーションツールの紹介

KOELに参加する実感とウェルカムな雰囲気、そしてデザイン組織らしさを感じたのは自己紹介の時間でした。
miro上に各メンバーが顔写真を貼り、自身を表現する3つの言葉の付箋をその周りに配置。それを全員で見ながら、自己紹介をしていく形式。(このmiroは次のzoo interviewでも使用)

既存メンバーの人となりや、メンバー同士の仲の良さそうな様子もうかがい知ることが出来てとても楽しかったのを覚えています。
ウェルカムな気持ちが伝わって来て、嬉しくて、
「こんな私を拾ってくれてウェルカムまでしてくれている!?恩を返さなくては・・・」
と、気持ち悪い感じになっていました。
余談ですが、この気持ちが「KOELを外にも知ってもらいたい、その為のnoteをはじめたい」と言い出したきっかけのひとつにもなっています。

はじめの1週間|zoo interview

これはいわば既存メンバー全員との1on1です。15分ずつお互いのことをインタビューしていきます。

デザインとの出会いや、経歴、地元のこと、好きor嫌いなコミュニケーションスタイル、働き方、などなど。聞いた人はmiro上のその人のスペースにどんどん書き込んでいきます。
インタビューをやり慣れている方たちだけあって?あっという間に丸裸にされてしまいますが、それがとても楽しい。

この取り組みにはこんなメリットが。

・チーム加入直後のメンバーは時間に余裕があり、じっくり全員に向き合える
・勤務が原則リモートのため、プロジェクトを進めるにあたって人となりを知っておくことでスムーズに仕事が出来る
・出社時のランチや雑談におけるコミュニケーションの代わりになる
・Miroを見れば、後に入ってくるメンバーもある程度既存メンバーの人となりを知ることが出来る

仕事を一緒にしながらわかっていく事もあるかもしれませんが、同じプロジェクトに入らないとその人のことはわからないし、プライベートの話もそんなにしないから馴染むのに時間かかりそう。
その点、この施策があったことでリモートでもかなりスムーズにKOELに入って行けました。おすすめです!

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ただ、新メンバー同士の自己紹介の時間はなかったので、取れば良かったな。と今になって思います。
施策自体のネーミングも、実は今は変わってしまった(mixinに改名)のですが、各自自由なパーソナリティだからzoo=動物園なのかな、素敵だなと思っていました。

日々の継続|ritual

その他にもValueである問う・創る・動かすを実践するため、ritualという取り組みをしています。
ritualという言葉自体には作法やしきたり、儀式といった意味合いがありますが、KOELでは実際に日々取り組む事を通してValueを浸透・体現していくことを総称しています。

有志で集まってデザインの研鑽をするアサレンや、研修やプロジェクトの取組みのナレッジをシェアしていくこえるゼミなどがあります。

例えばイベントバナーコンテストでは新入社員の田中ちゃんが音頭を取り、たった2日で大量のバナー候補が出てきました。
出自がデザイン専門学校の人間はKOEL内には少なく、なかなか手を動かす部分が疎かになりがちなところがあったのですが、新しい風を吹かせてくれています。追いついていきたいところです。

おわりに

KOELのオンボーディングをご紹介してきましたが、いかがでしたか?

不安だらけだったリモートでの異動と仕事の立ち上がりでしたが、その不安を払拭し、前向きに仕事に取り組める素地を作ってくれたのは、オンボーディングでした。

今年の7月にも新メンバーが4名加入しましたが、「KOELは心理的安全性が高い組織だ」との声をもらっています。原則フルリモートのさなかでも、オンボーディング が継続的に効果を発揮している証だと思います。

受け入れられていることを感じると、安心して発言が出来るようになり、それが建設的で前向きなコミュニケーションを生みます。特にデザイン組織にはそれが必要不可欠なのではないでしょうか。

そんなデザイン組織に興味あるなーという方、明日のイベントにもぜひ遊びに来てくださいね。KOELづくりに併走してくれたKESIKIさんとの対談イベントです。
雰囲気を、感じていただけるのではないかと思います。

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