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54 間合い

 昨日は柔術教室だった。昨日のメインテーマはパスガードで基本的な動きをドリルなんかも交えて練習した。柔術における基本的な攻めの動きなのだが、実践となると当然相手もディフェンスしてくるので簡単にはサイドポディションには入れない。
 昨日練習して大切に感じたのは相手との間合いだ。パスガードしようと相手の膝を掴んでサイドに回ろうとしても自分の足が相手と近すぎると足を掴まれてしまい、上手く動けなかったり下手するとスイープされてしまう。
 自分の足はフリーに出来て、尚且つ伸ばしている手から相手に関節を掛けられない間合いを模索していくことが大切であると思った。感覚的なところもあるので一朝一夕で上達出来るわけではないが、今後練習とスパーリングを通じて軌道修正していきたいと思う。
 
 そういえば昨日は年末に購入した柔術着を始めて着用して練習した。今通っている道場で購入した道着は空手で使用されるような袖が短く、ズボンもゆったりとしたデザインの物なので柔術をやる上ではやりにくさを感じていたのだが、柔術着は体に密着するサイズ感なので動きやすさを感じた。
 何よりも本格的な柔術着を身につけると少しテンションも上がるしより強くなろうとモティベーションも上がるから不思議だ。プラセボだろうが格好から入る事で上達の近道になり得るのではないかと思っている。

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