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購入する物が高額なほど決断力は鈍る!

こんにちは!
koedaです。

今日は、不動産をお探しの方や、それをご紹介している不動産業者さんに、
少しでもお役に立てればと思い自分の考えを文字にしてみました!!

不動産に関わらず、何かを購入する、借りるといった選ぶという行為全てに精通する内容かと思いますので興味があれば最後まで読んでもらえると幸いです。

とは言え、これから話す内容は難しい内容ではなく、答えはシンプルです!!
物選びで1番大事なのは比較する!!これに尽きるとわたしは思います。
もちろん、インスピレーションや好みなども物選びには重要な要素になるかと思います。

ただ、一目惚れで購入した商品を使ってみたら実は使いづらくて一度しか使ってない…なんて経験ございませんか?
無論、気に入らなければ買い替えれば済む話ですが、購入する商品が高ければ高いほど、失敗は出来なくなりますよね。
この事からも、比較する事によって失敗するリスクを確実に減らせる事は事実!その判断が、正しいか否かの答え合わせにも比較という行為が生きてくるのではないでしょうか。

わたしは、不動産会社に数社入社させて頂き10年以上働かせて頂いております。
その中で、どの会社でも決まって感じることがあります。
なぜマネージメントをする側の人はもっと具体的に『なぜ』そうなるのかの「なぜ」の部分を教えないのか…と疑問に感じておりました。

考えた結果、私の中で一つの結論が出てまいりました。
それは、マネージメントする側が感覚と経験で仕事をしているからではないかという結論です。

これは、当時私が働いていた練馬区の会社で、
新卒1年生と、担当していた上司とのやり取りの一部です。
先にお客様の条件を記載させて頂きます。

○エリアは学区の関係で、今住んでるエリア
○価格は4,500万円まで
○広さは4LDK +P

上  司:Aくん、こないだお問合せを頂いたお客様が言ってた条件に当てはまりそうだから   この物件を紹介してみて!
Aくん:分かりました。すぐに紹介してみます。
 …ん?すいません。これはお客様の言っている条件と多少違いがあるみたいなのですが、ご紹介して良いのですか?

この時上司が出した物件がこれです。
○エリアはお客様の希望エリア
○価格は4,500万円以内
○広さは3LDK +P

上司:大丈夫!お客様が探しているエリアに求めている価格帯では相場的に4LDK +Pは出ないから!だからその物件を紹介して!
Aくん:なるほど!相場的に求める価格帯で求める広さは出ないので、この物件で広さは妥協しましょうという事ですね!

…これは、あまりにもお粗末な説明ではないでしょうか?
相場がエリアごとにあり、出ない物は出ない…確かにその点は納得です。
ですが高額な商品を紹介しているにも関わらず、
相場という理由一つで探している条件を変えなければならないのでしょうか?
ましてや、大体のお客様が新卒1年目の営業マンと変わりません。
過去を知らないお客様にいくら相場を話したところで待てば出てくるのでは?
と言う思考は拭えないなではないでしょうか?

確かに半年一年探して、求めてる物が出てこなければ相場を理解するかも知れません。
ただ、この事を理解するのに、ホントに半年から一年の時間が必要なのでしょうか?

答えは簡単です!
そのエリアに過去どの様な物件が出ていて、現在出てきている物件を比較して頂きます。
また、なぜその様な物件になるのかも併せて理解して頂き、それを元に今後、どの様な物件が出て来やすいのかを説明すれば良いのです。
※過去と現在の比較からそれを元にこれから出てきそうな物件を推測

不動産には用途地域、建坪率、容積率と言うものがエリアごとに定められており、規制が変わらない以上、建てられる大きさも変わりません。
つまり、同じエリアで家を探す(同じ規制の中で家を探す)以上、土地の大きさを広くしない限り、今後でて来る物件も同じ様な大きさで同じ様な価格帯の物件が出て来ると言う事が分かります。
では、このお客様がより良いお買い物をするにはどのようにご提案すれば宜しいのでしょうか?
長くなりましたがここからが本題です。

・・・次回につづく

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