視点を変える、ガラッと。
こんにちは。
お盆休みを終え、また通常営業はじまっています。
夏休み期間ということでいつもは来られない方が
レッスンに来られたりと、初めましてやお久しぶり〜と言いながらのレッスンも多い8月です。
今日は、歌う時にどこに意識を持っていく?の話。
ボイストレーニングは、
発声に関する呼吸法や、発声するときの声帯の動きの話・エクササイズ、声の響きを感じるエクササイズ、音の高低、息のスピード、、などなどあげればキリがないのですが、
発声の弱点を強化したり、また得意なところをより生かすためのトレーニングをしたりします。
一人一人の声も、出し方も、良いところ、改善点も違うのでそれぞれにあったメニューを組んで進めていきます。
レッスンを進める中で、最近みなさんによく伝えていることがあるのですが、
「出している声ばかりに意識を持っていかず、
発声しているときの身体の機能に目を向けてみよう」
ということ。
声は、コントロールした身体の結果です。
結果(出てしまった声)はなかなか変えられない。
なので、コントロールするのは"身体"の部分なんですよね。
例えば
高い音を出してる時の声帯の動きはどうなっているか?
呼吸は?
その時の身体の動きは?
響いている場所は?具体的に意識できているか?
など。
外部ではなく、内部の動きに意識を持っていくこと。
鏡にうつった形ではなく、中から動かしていくこと。
外側ばかりを意識していると、身体はかたまります。
元になる部分、内側の意識を高めることで発声が楽になることもありますよ。
無意識にしてしまっていることを、一度ガラッと変えてみましょう。
今日は"視点を変える"の話でした。
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