○○に魂を売った話

私は子供のころから物を買う際にある価値観を持っている。
それは「ちょっといいもの」を買うことだ。
ちょっといいものって曖昧だが、自分の中に根付くものであり、他人には理解できることではないだろう。

昔、ユニクロが流行した時、フリースがブームになったことを覚えているだろうか。
当時小学校高学年の私は、皆々が着ているフリース素材の服に抵抗があり、一切買う事は無かった。軽くて暖かくて、メリットが多いものの、見た目からフリース地が嫌だった。それと、もこもこした裏地。使い込むと毛玉が付き見た目に良くない。
なるべくつるつるした裏地が好みだった。

普段私は、ちょっといいものを長く使う事を心がけている。
パジャマもそうだ。シルク(レーヨン含む)のパジャマを数着交互に使い分けている。
しかし、先日の数十年に一度の寒波ときたら、一生布団から出たくないではないか。

某量販店に赴き上下セットのニット様のパジャマ(ルームウェア)を3000円で購入。(家計から)
家に帰って開いて見るとなんと、フリース素材ではないか!

この寒さに背に腹は代えられぬ。
ええい、ままよ!

着てみてびっくり、快適ではないか。
こんなに暖かく軽いならあり寄りのありではないか!
もはや選択肢として外せないくらいである。

ついに(今更)フリース素材に手を出し、その良さに気づいた夜であった。

いや、ほんとユニクロさん、価格、機能ともに助かってます。ありがとうございます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?