1967年の日本映画のビジュアル
こんばんは。
今回は、1967年公開の日本映画のビジュアルについて。
前置きなしにさっそく見ていきましょう。
それではスタート!
「日本一の男の中の男」(1967)
1968年の正月映画として作られた作品。
植木等演じる小野子等(おのこ・ひとし)が、ある出会いをきっかけに造船会社からストッキング会社に回されるが、そこで大活躍して出世していく話。
とにかく衣装が華やかで、衣装チェンジも登場人物も多いので、当時の服装が数多く観られます。
ヒロインは浅丘ルリ子で、10回以上も衣装チェンジするので、こちらも必見です。
華やかで痛快で明るい気持ちになれる娯楽大作。
1967年映画の注目すべきビジュアル
ここからは1967年の日本映画で注目すべきビジュアルを見ていきましょう。
▪️「君が青春のとき」(1967)
TVディレクターが青山族(原宿族)を扱った番組を作る話なので、当時の原宿が出てきます。
ラフォーレ原宿ができる前、ラフォーレの隣に位置したドライブインレストラン「ルート5」がカラーで観られるのは貴重。
▪️「星よ嘆くな 勝利の男」(1967)
ボクシングのトレーニングのシーンで、渡哲也が(一瞬)パーカーを着ている姿が確認できます。
60年代映画で、海で日焼け対策や防寒のためにパーカーを着ている姿を観ることはたまにありますが、ボクシングのトレーニングでパーカーが使われているのを観られるのは、(私の知る限り)この作品だけです。
▪️「恋人をさがそう」(1967)
西郷輝彦が服のモデルをしているシーンが映ります。
60年代、女性のファッションモデルが出てくることはよくありますが、男性がモデルをしている姿は珍しいです。
さいごに
今回は、1967年日本映画のビジュアルについて取り上げました。
1967年10月にモデルのツイッギーが来日してミニスカートを流行らせたと言われていて、「日本一の男の中の男」でもミニ丈の女性が出てきます。
ファッション的にも重要な年だったわけですね。
ではまた。
▪️ 「日本一の男の中の男」(1967)
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